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うつ病を抱え出産→激しい産後うつに…母になった元地下アイドルが、それでも「前を向くしかなくなった」理由

子どもが生きづらさを抱えていたら「居場所を確保してあげたい」

左から、姫乃たまさん、姫野桂(筆者)――母になったことで実親への感情が複雑になったとのことですが、自分の娘にはどんなことをしてあげたいですか? たま:具体的にはないのですが、押し付けることがない親ではありたいと思っています。子どもは自分の所有物ではないので。 ――たまさんはお母さんと服の趣味がまったく違いましたよね。 たま:そうなんです。私はフリフリの女の子らしい服が好きだったのに着せてもらえなかった。なるべく子どもの意思を尊重できる親でありたいけど、娘が思春期になったとき、多分私には理解できない何かが流行っていると思います。そういうとき、なるべく自由にさせてあげたいとは思います。 でも、私は自由にさせてもらいすぎたせいで、過去にこれはどうだろうと思うような仕事もしてしまったので、さじ加減が難しいですよね。うまいバランスでやっていける親子であれたらいいなと思います。 あと、夫がすごく娘の面倒を見てくれます。私より面倒を見ているほどです。年齢的にもう孫の感覚なので、メンタルに余裕があるんです。そんな夫と娘のかかわりを見ていると、自分が父にこうしてほしかったという気持ちが強くなって、実親への感情が複雑になってしまいました。 ――娘さんが将来、生きづらさを抱えることがあったらどんな声をかけてあげたいですか? たま:考えるだけでつらいですね。でも、一番は、側にお父さんとお母さんがいるよと伝えてあげたいです。居場所を確保してあげたい。 それと、自分は病気だったからこそ、つらいけれどいろんな人の優しさに触れました。だから、娘もたくさん人の優しさに触れて、人に優しくできる子に育ってほしいし、安心して人のことを信じられる子になってくれたらいいなと思います。 姫野桂、姫乃たまさん<取材・文/姫野桂>
姫野桂
フリーライター。1987年生まれ。著書に『発達障害グレーゾーン』、『私たちは生きづらさを抱えている』、『「生きづらさ」解消ライフハック』がある。Twitter:@himeno_kei
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