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ママからダイエッターまで、飲めない人も楽しめる“ノンアル忘年会”のコツ

 忘年会シーズンがやってまいりました! 子持ちの筆者は、なかなか外へ飲みに出られず、お酒も飲めずでフラストレーションがたまりがち……。そこで、同じようなママ友だちを集めてもっぱら“家飲み”に興じております。  ママたちが集う子連れ飲み会をはじめ、お酒を飲みたくても飲めない女性たちの新定番となっているのが、ノンアルコール飲料です。最近はアルコールだけでなく、カロリーや糖類もゼロなものが多く、ダイエッターで飲んでる人も多いですよね。授乳中や妊娠中、ダイエット中、昼間の家呑み、クルマで帰る……さまざまな理由で飲めない女性にうれしいノンアル飲料。お酒が飲めないからって我慢するよりも、よっぽど健康的でしょ! カラダにも優しく、気分もアガります。

ラインナップ豊富なノンアルカクテルが女性に人気

 数年前まではあまり種類がなかったノンアル飲料たちも、今ではラインナップが充実しています。ビールテイストはもちろん、チューハイや梅酒、カクテルなど、アルコールと同じくらい様々なテイストがあって選びごたえがあるのです。  なかでも私が近頃ハマっているのは、軽い飲み口で、ほんのりお酒気分が味わえる「のんある気分」。ノンアルコールカクテル・チューハイテイストで売上No.1だとか。カシスオレンジやジンライムなど定番テイストに加えて、ボジョレーヌーヴォーならぬ「アップルヌーヴォーテイスト」が限定発売されたりして、飲んべえ心をくすぐってくれる人気銘柄なのです。 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=169157

左から「カシスオレンジテイスト」(冬限定缶)、12月2日に出た新テイスト「洋梨のスパークリング」「桃のスパークリング」

ノンアル忘年会を彩る、パーティー料理は?

 では、ノンアルコールで楽しく忘年会を取り仕切るコツをいくつかご紹介します。ノンアルコールでもきちんとグラスに注ぎ、カクテルっぽさを演出すること。シャンパングラスに注いだり、切ったフルーツやマドラーを差したりすると雰囲気アップです。そして、きちんと味わうこと! ジュースやお茶のようにガブ飲みせず、ゆっくり味わうことで雰囲気に酔うことができるのです。  でも、飲む人と飲まない人が混在する飲み会は、肝心のメニュー決めがなかなか難しい……。というわけで、この冬「のんある気分」のラインナップに加わった人気3種のノンアルカクテルに合う家飲みメニューを、料理研究家のスギアカツキさんにおすすめしてもらいました。 「『カシスオレンジテイスト』のように甘みと酸味が共存する味わい深いカクテルには、ガツンとしたお肉料理を。牛や鴨などのパーティーメニューや、唐揚げなどチキン料理もいいですね。また、最近巷で話題のフレンチフライは、3つのどのカクテルとも相性バツグンです。ディップやハーブソルトなどを用意して、好みで味のアレンジもできます」(スギさん)。

「カシスオレンジテイスト」にはガッツリ肉のほか、「柑橘つながりで塩レモンも相性がよさそう。スイーツは断然チョコレート系がお似合い」(スギさん。料理写真も)

 爽やかな飲み口の「桃のスパークリング」や「洋梨のスパークリング」は、「酸味と合うのでトマト料理などが合いそうですね。またサンドイッチなどの軽食パーティーにもってこい! チーズケーキやフルーツタルトなどのスイーツと合わせても美味しそうです」(同)。  締めのデザートタイムに合わせたり、ランチやピクニックのお供にもいいですね。

チーズケーキと「桃のスパークリング」

飲む人・飲まない人用にアレンジするのがコツ

 また、飲む人と飲まない人が混じっている会では、味をアレンジできるメニューがオススメだとか。 「たとえば、トッピングが自由にできるピザ。飲む組のためにはサラミやブルーチーズなどクセのある食材を、飲まない組にはアボカドや照り焼きチキンなどを用意してみましょう。 定番の鶏の唐揚げも、スタンダードな唐揚げのほか、飲む人のためにピリ辛のコチュジャン風味を用意するなど味付けのバリエーションを増やせば、手間が掛からずみんな楽しめます。好みに合わせてそれぞれアレンジできるのがいいですね」(同)

ディップでアレンジできるフレンチフライと「洋梨のスパークリング」。今年、広尾のフレンチフライ専門店に行列ができたそうですが、ビールのつまみと思われがちなものをカクテルと合わせるのがオシャレ。子供も大好きですしね!

 演出に凝って雰囲気アップすれば、飲めなくったって十分楽しめるノンアル忘年会。この冬、ぜひ試してみてはいかがでしょうか? ※「のんある気分」ブランドサイト http://www.suntory.co.jp/rtd/non-al/ <TEXT/浦和ツナ子>
浦和ツナ子
ライター・編集。埼玉県さいたま市(旧・浦和市)生まれ。週刊SPA!ではアブない潜入ルポタージュをこなす傍ら、女性誌ではキラキラ美容記事を書くなど広く浅くこなす。『とみこのはんこ』(河出書房新社)の編集にも携わった
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