銀行口座をインターネットバンキングで利用されている方も多いでしょう。
海外の銀行やネット専業銀行でも一部普及していた使い捨てのパスワード(ワンタイムパスワード)を発行してセキュリティを高めるサービスも、今では日本の3大メガバンクすべてが実施しています。パスワードを生成する機器だけでなくアプリで発行するサービスもあるため、こちらの方が手軽と感じる方もいるかもしれません。
銀行口座の情報から自動で家計簿を生成する
MoneyForward、
Dr.Wallet、
Zaimなどの家計簿サービスも充実しています。
MoneyForward公式サイト https://moneyforward.com/
日本IBMやNTTデータが、外部サービスからインターネットバンキングにアクセスするための規約(API)を提供する事業を行うことも注目を集めています。
従来であれば家計簿アプリにパスワードを事前登録していたものが、インターネットバンキング側から承認できるようになるなど、安全性の向上が期待されています。高いセキュリティを求められる情報ですが、安全に外部サービスで確認できるようになれば、私達の生活はもっと便利になるかも知れません。
一見身近に感じづらい「FinTech」という新しいキーワード。こうして見てみると、実は既に使っている人も多いのではないでしょうか。新しい技術で安全に手間を除くことができれば、私達はもっとお金との付き合い方そのものを見つめることに、エネルギーを割けるようになりそうです。
<TEXT/風呂内亜矢>
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【風呂内 亜矢(ふろうち・あや)】
ファイナンシャルプランナー。CFP認定者、宅地建物取引主任者。IT企業、不動産会社の勤務を経て、現在はテレビ、ラジオ、雑誌等でお金に関する情報を発信している。4月末に新刊『
その節約はキケンです』が発売。
公式サイト:
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