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ただの“美しすぎる妻”じゃない、ローレン・マイコラスさんに学ぶ「美と強さ」

「夫を支える妻」を期待する日本のメディア

――いまだに日本人は、女性にかわいさ、謙虚さや思いやりを一番に期待しています。 ローレン:確かに日本では、自分よりまず人を大事にするべきだという空気を感じます。でも、自分を大事にできなかったら人を大事になんてできないし、そうしないと誰もあなたをリスペクトしてくれない。  自分を大事にできれば、おのずとふさわしい男性がついてくると思うんです。そうそう、主人はよくインタビューを受けた後、怒りながら家に帰ってくるの。
ローレン・マイコラス5

『Fearless Charm』より Junko Yokoyama(Lorimer management+)

――どうしてですか? ローレン:『あなたの妻は、どのようにサポートしてくれるか? どんな料理を作ってくれるか?』…そんな質問があまりに多いんですって。彼は、『僕の妻はメイドでもシェフでもなく、対等なパートナーだ』っていつも言ってくれる。  私自身、夫を喜ばせることが人生のメインだとは考えてないんです。妻である前に、一人の自立した人間だと思ってる。それは夫も、妻自身も忘れちゃいけないことなんです。

最初から“理想の男性”なんていない

――羨ましい夫婦関係です。どうすれば理想のパートナーをつかまえられますか? ローレン:そんなの、トレーニングしかない(笑)! 夫と出会ったのは7年前だけど、最初から“理想の人”なんかじゃ全然なかったですよ。私の要望を根気強く伝え続けて、ようやく今の彼になったの。
ローレン・マイコラス6

『Fearless Charm』より Junko Yokoyama(Lorimer management+)

――もし要望を聞いてくれないような男性だったら? ローレン:男女の関係では、お互いにコミュニケーションを絶やさず、尊重しあえることが一番のキーでしょう。それができない相手と付き合うのは時間のムダ、エネルギーのムダ、涙のムダ!  自分のニーズと同様に、パートナーのニーズを大切にしてくれる男性じゃなきゃ、付き合う価値なんてないと思うんです。 ローレン・マイコラス7 慎重に言葉を選びながらも、自身の目指す強く美しい女性像を雄弁に語ってくれたローレンさん。ストレートな表現が少しも嫌味に感じられないのは、チャーミングな笑顔が周りを魅了してしまうからかも知れません。 著書『Fearless Charm』では、愛用コスメから、エクササイズ、レシピまで、彼女の「美と強さの秘訣」が明かされています。 =============== ●ローレンさん愛用のヘア&ボディケアアイテム ボディソープはDr.Bronner’s Liquid Soap、寝る前にヘアに塗るOlilogyココナッツオイルなど、オーガニックなアイテムを愛用(著書『Fearless Charm』より) ●ローレンさんのレシピ 料理朝食に、良質なたんぱく質が摂れる「卵白のベジーオムレツ」。マッシュルームとほうれん草をココナッツオイルで炒める→ガーリクパウダーで味をつけ、ゴートチーズと卵白でオムレツに(著書『Fearless Charm』より) <TEXT、PHOTO/波多野友子>
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Fearless Charm

“美しすぎる妻"として注目を浴びた読売ジャイアンツのマイコラス選手の妻、ローレン・マイコラスは、 夫のサポートを第一に考え、手作りとオーガニックを心がけた生活を送る一方で自分磨きも決して怠らない女性。 二人は高校時代の同級生として出逢い、長年付き合ってから結婚した純愛カップル。 本書は、ローレン夫人の見習いたいホームメイキングのアイデアや、ハッピーを呼び込む考え方が満載なスタイルブックです。

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