まさか人事部の人間が言うわけがない、と安心していてはいけません。
「飲んだ勢いで人事部の同期が社内不倫の情報をポロっともらしていました。社内メールを調べて知り得たことらしいです」(42歳・男性・マスコミ)
絶対大丈夫なはずの人事部から漏れてしまってはひとたまりもありません。最後に挙げるのが、バレルートしては一番メジャーな“妻からの告発”というパターンです。
「不倫している同僚の奥さんが、SNSで夫の社内不倫を匂わせる投稿を繰り返しています。見る人が見れば明らかにわかるので、社内ではみんな不倫のことを知っています。気づいていないのは本人たちだけです。」(32歳・男性・メーカー)
「不倫している同僚の奥さんが、社内の女性社員と大学時代の同級生だったそうです。女性社員に奥さんが相談していくうちにあっという間に噂が広がっていきました」(28歳・女性・IT)
もはやどこで誰が誰と繋がっているかはわかりません。本人たちが口を割らなかったとしても、社内不倫がバレるルートは多岐にわたるため確実に社内に広がっていきます。
社内だからこそ少しの空気感や距離感でその関係はバレてしまい、狭い人間関係のネットワークでグレーだった噂話は完全にクロの事実として伝わっていきます。
このことを肝に銘じて、それでも社内不倫に足を踏み入れるのか、甘い誘いの前に一度冷静になって考えてもいいかもしれません。
<TEXT/瀧戸詠未>