「先生とパパで合コンしよう…」イクメンが誘惑する“保育士合コン”の裏側
「○○先生に声かけて」保育士合コンを目論むパパの恐るべき行動力
そんなある日、友だち同士の飲み会からの帰り道で、リサさんは偶然Aくんパパに遭遇。いつものように声をかけられ、しばらく立ち話をすることに。
「先生お酒飲むんですね~みたいな話から『今から一軒どうですか?』って誘われたのですが、やんわりと断りました。そうしたら、『LINE交換しませんか?』って……」
いつもであれば丁重にお断りするというリサさん。しかしこの日はかなり酔っていたうえ、実は結婚も考えていた彼から数日前に振られたばかりで心も弱っていたとのこと。そこに現れたAくんパパの笑顔と押しに負け、つい教えてしまったのだそう。
そして連日のように連絡が来る中、同い年なことも分かってトークは盛り上がり、改めて飲みのお誘いが……。
「ここまで仲良くなると断りづらいので、“みんなで”ということでOKしました。そうしたら、『パパと保育士で合コンしよう!』って即レス。そのうえ、『既婚者ばっかりなら安心でしょ? ○○くんパパとか誘うから、リサ先生は○○先生や△△先生に声かけてくれない?』って、独身のかわいい先生を指名してきたんです」
そのうちに……と煙に巻いていたリサさんですが、「○○くんパパOKだって!」「○○ちゃんパパがスゲー楽しみにしてる(笑)」と、どんどん話を進めてしまうAくんパパ。ついには「〇日と○日ならどっちがいい?」「このお店なんかどうかな?」と、具体的な日にちと場所まで聞いてくるように。
「うーん……って感じですけど、まぁ1回くらいいいかって、Aくんパパご指名の先生たちに声をかけて合コンすることになりました」
“保護者との親睦会であって、合コンではない”と自身に言い聞かせつつ、心のどこかで楽しみにしている自分もいたというリサさんは言います。
聖職であるはずの“先生”も、パパの下心の前では肩書きも無意味。こうして先生と保護者が不倫に発展するケースも多いそうです。女性の皆さん、「先生だから安心」なんて油断しない方がいいかもしれません。
そして、迎えた合コン当日、そこは男の秘めた欲望が渦巻く、とんでもない場だったそうです……。
<TEXT/千葉こころ>
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自由とビールとMr.Childrenをこよなく愛するアラフィフライター&編集者。
人生後半戦も夢だけは大きく徒然滑走中
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