「目が覚めて冷静になってビックリですよ！ 中2病か！ って自分でツッコんじゃいましたもん。でも……実は、あれからFには会ってないんですがLINEはしてます。はい、ご想像通りゴイステの歌詞がまだ送られてくるんです……」 　返信しなければいいだけの話のような気がしますが、結局のところ奈々子さんもそれに乗っかってしまっているそう。どうやら、このかなり痛いLINEのやりとりが楽しくて仕方ないようなのです。 「そういえば、昨日ついにFからゴイステのCDが自宅に送られてきました！『これ何？』ってLINEしたら『歌詞間違ってるの多いから忘れてるのかと思って。もう一回聞き直したほうがいいよ』だって！ なので、今日のLINEは正確な歌詞が送れています」 　もはや、セフレから単なるゴイステファン仲間と化してきた奈々子さんとFくん。そして、決意した別れは一体なんだったのかという疑問すらわいてきます。 「もはやその辺りはグダグダですね。なんか今になって改めて、Fくんという人を知り始めたような気がします。結局それは、セフレのままではわからなかった部分なので、一旦別れることにして正解だったと思いますよ」 　セフレとしては完全にお別れとなったこの二人。今度は恋人同士として再会する日は遠くないように思います。 ―男女「お別れ」の泣き笑い【8】― ＜TEXT／もちづき千代子＞ ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】