ヨガ後のビールはヤバい!すべてが台無しになるレッスン後NGな食事
こんにちは。ヨガインストラクターの高木沙織です。
ヨガでしっかりと体を動かした後、心身ともに「スッキリした」「調子が良くなった」と感じる方は多いでしょう。
これは、日常生活で動かさない・伸ばさないような体のパーツを使ったことや、ゆっくりと深い呼吸を取り入れたことによる効果。体のめぐりが良くなったり、気持ちが前向きになったりして、このように感じるのです。そのため、レッスン後、「何を食べようかな」「ビールが美味しいだろうな」と普段よりも飲食に積極的になる方も。
実は、このヨガの後の飲食、ヨガ前と同様に、ヨガの効果を台無しにするどころか、かえって太ってしまうこともあるので注意が必要なんです!
「レッスン後は2~3時間空けてから食事を摂ってください」
生徒さんから食事の相談を受けたとき、筆者はこのように答えています。なぜなら、レッスンではお腹周りを左右にねじったり、腰を屈曲して圧迫したりすることで腹部(内臓)が刺激され、胃腸の働きが促されるから。その後の飲食物の吸収率がグンと高くなると言われているのです。
動いて汗をかいてスッキリすると、お腹が空きます。お酒が好きな方は、ビールを飲みたくなるかもしれません。ですが、そこはグッと我慢。「せっかくヨガで動いたのに、太ってしまった……」なんてことにならないためにも、常温の水を飲んだりして、2~3時間は食事・アルコール・甘味料が含まれるドリンクの摂取を控えましょう。
ヨガ後、2~3時間経てば、ある程度内臓の働きは落ち着いてくると言われています。だからと言って、「なんでも食べて良い」というのは黄色信号。特に気を付けたいのは次のような飲食物です。
1. 糖質・脂質を含む物
糖質・脂質の摂りすぎは、ダイエットや体作りの妨げになります。炭水化物・芋類・果物類・炭酸飲料・菓子類・牛ばら肉・豚ばら肉・ウインナー・乳製品・揚げ物・ナッツ類などは、控えめに。
2. アルコール
汗をかいて水分が少なくなった体にアルコールが入ると、体内のアルコール濃度が高くなって酔いが回りやすくなる恐れがあります。さらに、アルコールの利尿作用によって脱水症状を引き起こすことも。「運動後の1杯」を楽しむのも良いのですが、水を一緒に摂る、飲む量をセーブするなどしてくださいね。
また、運動後の飲酒は筋肉の疲労回復を遅らせるとも言われています。「今日はよく動いたな」と感じたら、飲みすぎないことをオススメします。
3. 冷たい飲み物・食べ物
氷が入ったアイスドリンクやフラペチーノ類、アルコール、生野菜のサラダなどは、ヨガで血流が良くなり温まった体を冷やしてしまうことがあります。同じようなメニューでも、常温またはホットのドリンク、温野菜にシフトして体を冷やさないようにしましょう。
ヨガ後すぐの食事は吸収率が高い
ヨガ後に控えたい飲食物は?
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