真夏のガーデンウェディングで日射病が続出!炎天下で料理もヤバイことに…
皆さんは憧れの結婚式ってありますか? チャペルや神社、または海外で…など、それぞれの理想を持つ人も多いかもしれません。
とはいえ、その憧れにこだわり過ぎると、思わぬ事態になるようです。参加者の話を聞いてみると…
専業主婦のC子さん(32歳)は、今年の夏、小学校の同級生・Y美さんの結婚式に招待されました。中学校卒業の時からほぼ連絡を取っていないという微妙な関係性ではありましたが、実家経由で連絡があり「どうしても」と懇願されて断れなかったそうです。
「携帯の番号すら知らないレベルの知人を呼ぶってことはそうとう困ってるんだな~って、はっきり言ってニラヲチ(ネット用語でニヤニヤしながらウォッチすること)の観察対象でしたよ(笑)
どんな式なんだろうっていう好奇心でOKしたようなものです」
ちょっと意地の悪い見方ではありましたが、C子さんは出席することに。
結婚式が行われたのは7月末の真夏日のことでした。ですが驚くほどにY美さん側の出席者が少ない! こっそりと親類らしき人たちの輪に入り込んで話を聞いたところ、どうやら色々問題が勃発していたようで……。
「絶対に気温がヤバいことになっているであろう季節に、Y美はガーデンウェディングを企画したんですよ。周りが止めるのも聞かず、憧れだったんだから絶対にやると。
それで近年に親しくしていた会社の上司や同僚、大学の友人あたりはみんな欠席しちゃったそうです。Y美の友人は私を含めて3人くらいでした」
新郎は方々に頭を下げまくってなんとか面目を保てる人数を確保できたようですが、Y美さんの方はその頑固さに友人一同があきれ、愛想を尽かされてしまったのだとか。
「チャペルでの挙式の後のフラワーシャワーで、さっそくご高齢の親戚2人ほどが気分を悪くして別部屋に運ばれる事態が発生しました。どう考えてもヤバい状況でしたが、ガーデンウェディングは続行。誰もかれもが汗だくの中、パーティーがスタートしました」
C子さんは、無難なワンピースを着ていったのですが、とにかくストッキングの中が蒸れて不快だったとか。周りの人たちも女性は化粧が剥(は)げ、男性もスーツから汗がしたたる始末。
さらに披露宴は立食スタイルだったため、この時点でさらに2人ほど日射病の脱落者が出たそうです。
「しかも料理はビュッフェ形式で、準備が早すぎたせいで傷みまくり! そりゃあ式の間ず~っと日光に晒(さら)されたわけですからね……」
色がおかしくなったローストビーフに、虫が入っていそうなコーンスープ、ケーキも生クリームが溶けかかっていました。
「特に印象的だったのは生ハムメロンですね……。メロンは水分がすっかり失われていました。生ハムはパリパリに乾いていて、フォークですくい上げようとしたら枯れ葉のようにボロボロと砕けていきました……」
その後も知人など誰もいないC子さんは、テーブルの前に棒立ちのまま水分を摂取するだけの時間を過ごしていました。しかし周りを見渡すと、あまりの暑さでガーデンにいる人たちは誰も会話していない……。両家の親交を深める目的で、余興ナシでご歓談タイム多めの設定が裏目に出た模様です。

中学卒業以来、連絡を取っていない同級生から結婚式招待
真夏に屋外挙式で友人の大半が欠席。新婦サイドは3人くらい

炎天下の立食パーティーに生ハムメロンが…

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