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夫の実家への正月帰省がツラすぎる…『俺の嫁は家事をしない』悪口を吹聴

暴君のくせに外でも赤ちゃん言葉で甘える夫の性癖

 そんな夫の横暴にも、耐え続けたというAさん。 「最初は『結婚生活ってこんなものなのかな』と思っていました。だけど我慢ができなかったのが、彼の性癖です。  結婚して最初のクリスマスの年に、ペアのぬいぐるみをプレゼントしたんです。そうしたら彼の何かを開花させちゃったみたいで……。それ以後、赤ちゃん言葉で話すようになってしまったんです。  ふたりっきりのときだけならまだしも、外に出るときでも『Aタン、僕、おなか空いちゃったヨ』とか言って甘えてきました。いつも横暴なのに、しゃべり方だけは赤ちゃんなんです。もう気持ち悪くて気持ち悪くて」 赤ちゃん夫 彼のギャップが面白すぎて、もうギャグ漫画のようですね。結局、結婚2年でAさんは家を飛び出し、ようやく離婚にこぎ着けたそうです。 「赤ちゃん言葉の暴君っぷりに加えて、今年もまたクリスマスと年末年始がやってくると思ったら耐えきれなくて。でも彼は離婚したくないの一点張りで、結局、家を出てから離婚まで半年くらいかかりました」  離婚をしたくないなら、パートナーを大事にすればいいだけなのに、なにを言ってるんでしょうか彼は。  マザコンをはじめ、自分の実家がいちばん大事な男性って少なからずいるようですが、こういう人とはしみじみ結婚したくないものです。今は無事離婚でき、アパートも借りられて次のステップに踏み出すことができたAさん。 「なんとかクリスマス前に離婚が成立して、ホッとしています。今年は心穏やかな年末年始が迎えられそうです」とのこと。  Aさん、ほんとうにご苦労様でした! ―クリスマス・年末年始の忘れたい記憶 vol.12― <TEXT/和久井香菜子 イラスト/ただりえこ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
和久井香菜子
ライター・編集、少女マンガ研究家。『少女マンガで読み解く 乙女心のツボ』(カンゼン)が好評発売中。英語テキストやテニス雑誌、ビジネス本まで幅広いジャンルで書き散らす。視覚障害者によるテープ起こし事業「合同会社ブラインドライターズ」代表
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