勝間和代がカミングアウトした、同性の恋人ってどんな女性?
経済評論家、勝間和代さん(49)が女性との交際を自身のブログで公表しました。
勝間さんと増原さんは、慶應義塾女子高等学校の先輩後輩にあたります。勝間さんは9歳年上で在学中には面識はありませんでしたが、2015年に同窓会で恩師が増原さんについて話していたことから彼女の存在を知り、その後、共通の友人を介して出会ったとのこと。
その恩師が増原さんについて語ったのは、2015年、同性カップルにパートナーシップ証明書を発行する条例を全国初で制定した東京都渋谷区で、増原さんが当時のパートナーであった東小雪さんとともに交付第1号となったこと、そして彼女が自校の卒業生だということだそうです。
増原さんは1977年、神奈川県横浜市生まれ。LGBTへの理解を促す活動をするアクティビストです。2013年3月には、東さんと東京ディズニーシーで初の同性結婚式を挙げたことで話題になりました。前述のようにパートナーシップ証明書交付第1号でもあり、その後、2017年12月には東さんとの関係を解消し、証明書も返還しました。
勝間さんと知り合うきっかけになった慶應女子高ですが、増原さんは高校時代については、東さんとの共著書『レズビアン的結婚生活』(2013年刊)の中で、「とにかくつらかった……」と述べています。自分のセクシュアリティについて「誰にも言えない」と悩み、「友だちもたくさんいるし家族の仲もいい なのに…みんなといてもいつもひとりぼっちでとり残される孤独感」と当時を振り返っています。
増原さんは小学4年生の時に、好きな女の子に「気持ちわるいからこっち見ないでよ」と言われ、「ずーっとこっち見てんの ねっとりした目つきでさー」と周囲に言いふらされた出来事から、女性への感情を絶対に言わないことにしていたそうです。
その後、「もうこれ以上嘘をつくのが嫌になって、本当の自分を知ってもらいたくなったから」と大学の卒業旅行で友人たちにカミングアウトし、それをきっかけに親しい人に少しづつ伝えていったと上記の共著書で述べています。
フランス文学を専攻していた増原さんは、慶應義塾大学大学院修士課程在学中に1年と少しの期間、パリへ留学し、悩みながらも自分のセクシュアリティを受け入れ始め、現在は「カミングアウトしている状態の方が自然だと感じています」(同書より)とのことです。
とはいえ、周囲の理解を得るのは平坦な道ではなかったようで、増原さんが22歳の頃、母親にカミングアウトしたところ、ショックを受け泣いてしまったそうです。ですが、父親の説得もあり、母親自身もLGBTについての本を読んだり、講演で話を聞くなどし、10年かけ理解してくれるようになったということでした。
勝間さんは、以前より同性を好きになることに悩んでおり、また現在の交際が始まってからも人に言えず悩んでいたと告白。今回カミングアウトすることで「私も楽になるし、周りにも同じような悩みの人のヒントになる可能性があると思った」と述べています。 これについて、勝間さんの発言は多く報道されていますが、交際相手の増原裕子さん(40)のことはあまり知られていないようです。いったいどんな女性なのでしょうか?おばさんずラブ #おばさんずラブ #おっさんずラブ @ataeru_onna pic.twitter.com/VCefRj24MK
— 勝間和代 (@kazuyo_k) 2018年5月28日
勝間さんと増原さんは、慶應義塾女子高等学校の先輩後輩
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