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育児でイライラするママ・しないママの違い。原因は子どもじゃなかった

 こんにちは。心理カウンセラーの小松原幸恵です。フリーランスで仕事をしつつ、4歳になる一人息子を育てています。
親子

※写真はイメージです(以下、同じ)

息子がご飯を食べてくれない……

 息子が2歳のとき、ほとんどご飯を食べませんでした。離乳食は済んでいて、普通の食事ができることは確認済みです。家での食事は1口、2口ごはんを食べたらさっさとテーブルを離れて、一人で静かに遊んでいました。  ご飯がダメならと思い、オヤツを渡してみても食べない。  オヤツを奪い取られても全く気にしません。周りで他の子がオヤツを食べていても欲しがらない。お菓子が2つあったら、必ず私に1つくれるという徹底した少食っぷり。 「子どもって食欲旺盛で、オヤツが大好きなんじゃないの?」このような固定観念があった新米ママの私は、戸惑うばかりでした。

「イライラするママ」と「しないママ」の決定的な違い

 こういった場合、食べない子どもに怒ってしまう母親もいるかと思います。この「イライラする母親」と「しない母親」の違いは一体何なのでしょうか?  イライラするママは、「子どもはたくさん食べて当たり前」ということを思い込んでいます。なので、その通りに行動しない子どもにイライラしてしまいます。  さらに、ママの「無意識」にある思いが、子どもへのイライラという形で表れている場合もあります。 イライラ イライラを越えて「激しい怒りに駆られる」と感じる場合は、過去の「心の傷」や「自己否定の感情」があるかもしれません。  例えば、 「昔、自分がご飯を食べなかったときに酷く叱られた」 「きちんとご飯を食べさせなければ、親として失格だ」  といったものです。このようなマイナスな感情が、あなたの心の底にこびりついている可能性があります。
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イライラする気持ちの本当の原因
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