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主婦がサロン開業で大失敗。生活苦からトンデモないバイトを…

 女性なら彼氏や夫に対し、隠しごとの1つや2つぐらいはあるものだと思います。ですが、その隠しごとがトンデモない内容だった場合、そしてそれがバレてしまった場合……どんな結末が待つのでしょうか?
怪しいセミナー

写真はイメージです(以下同じ)

 主婦の斉藤 梓(あずさ)さん(仮名・31歳)は、軽い気持ちで始めた仕事から、人には言えない隠し事を抱えるはめになってしまいました。

生活の苦しさから、化粧品のネットワークビジネスに

 梓さんが結婚したのは、27歳のとき。子宝に恵まれなかった斉藤さん夫妻は、共働きの生活をしていました。 「夫の収入はお世辞にも良いといえず、子供ができなかったのはある意味ラッキーだったかもしれません。私も初めはパートをして家計の足しにしていましたが、生活は良くならないまま。そんな時、パート先の人に『良い仕事がある』と、声をかけられたんです……」  その仕事とは、化粧品のネットワークビジネスでした。疑いつつも、軽い気持ちでセミナーに行ったところ、梓さんはどっぷりハマってしまったといいます。 「大した学歴もなくまともな職に就いたことがなかったので、やりがいのある仕事に憧れていたんです。商品を売るために自宅エステサロンを始め、『これで私もサロンオーナーに……』と舞い上がっていました。同級生の中にはサロネーゼと呼ばれる自宅サロン経営の子がたくさんいましたが、私には縁のない世界だと思ってましたね。自宅サロンを経営したことによって、彼女達から連絡が来るようになり、自分もセレブ気分になっていたんです……」  だが、憧れのサロンオーナーになったものの、売上げはなかなか上がりませんでした。 夫に隠しているトンデモないこと「初めは皆、買ってくれたのですが、化粧品なので1回買うと使い切るまで時間がかかるんです。私も無料体験コースなどを設け、片っ端から知り合いを勧誘したのですが、なかなか顧客は増えませんでした。  商品販売にはノルマがあるので徐々に自腹で買いだめるようになり、気が付くとパート勤めの時よりも家計が苦しくなっていました。しかもサロネーゼ達の付き合いには、様々なお金がかかります。今、サロンを辞めてパート勤めに戻ったらそれこそ笑い者だと思うと、ますます辞めることができませんでした」
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ピンチの彼女が手を出したバイトとは…
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