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華原朋美、73歳会長と不倫疑惑の中、SNS閉鎖…恋に溺れる人生の行方は

亀山早苗の不倫時評――華原朋美(43)の巻>

 次々と報道される有名人の不倫。その背景にある心理や世相とは? 不倫事情を長年取材し著書多数のライター・亀山早苗さんが読み解きます。(以下、亀山さんの寄稿)

華原朋美のベストアルバム

数々のヒットソングを収録した華原朋美のベストアルバム。2015年に発売され、約16年ぶりに小室哲哉と共作したシングルが入っていることも話題に。/『ALL TIME SINGLES BEST』(2015年 Universal Music)

73歳会長と不倫疑惑。報道後も更新していたSNSは突然閉鎖


 17日、歌手の華原朋美(43)が自身のツイッターやインスタグラム、ブログを一斉に閉鎖した。

 華原は7月6日発売の『FRIDAY』で、飯田グループホールディングスの代表取締役会長である森和彦氏(73)との不倫疑惑が報じられていた。同誌には2人が腕を組み飲食店から出てきたところや、買い物をして相合い傘で歩く様子などの写真も掲載しているが、華原は「お父さんのような存在ですから…」と語っており、森氏側も「会社ぐるみのおつきあいをしているだけ」とコメント。

 報道後の世間の反応を見ていると、30歳も年上の既婚者とつきあうなんて「朋ちゃん、どうしたの」といった声も。タニマチ(後援者)なのか愛人なのかと囁(ささや)かれもしたが、真相はわからないままであった。


 そんな中、華原が15日のインスタグラムに「沢山のスタッフの皆さまやファンの皆様に支えていただいてもらい応援してもらって… つくづく思うの 私はしあわせ。ありがとう。でも…そろそろ… 私は私の幸せを考えたいな… 華原朋美の幸せではなく…」などと投稿。

 不倫疑惑報道との関連はまったく不明だが、意味深なメッセージから2日後突然のSNS閉鎖には、「まさか、また失恋でダメになったのでは……」という心配の声も上がっている。

恋におぼれて、自分を見失う体質


 華原朋美という人は「恋愛体質」だと言われている。この名前を見れば、思い出すのは小室哲哉(59)だし、彼と別れたあとの彼女の人生を考えると、それは80年代のトップアイドルだった中森明菜の経歴と重なってしまう。ふたりとも情が濃くて恋愛体質でありながら、恋愛や失恋を糧にはできず、押しつぶされてしまうタイプなのかもしれない。

 華原はタレント活動をしていた20歳の時、当時の音楽界を席巻(せっけん)していた小室哲哉と交際を開始。1995年、その声に惚れ込んだ小室が歌手としてデビューさせると、あっという間に売れっ子となり一世を風靡(ふうび)した。声の魅力、歌のうまさはピカイチだった。

 しかしふたりはやがて破局。<全ての曲を「恋人からのプレゼント」と受け取っていた華原は、「歌に対峙する心の置き場所がわからなく」なった>と自伝『華原朋美を生きる。』(2015年/集英社)の中で語っている。(以下< >は同書からの引用)

 ここから彼女のジェットコースターのような人生が始まる。

華原朋美

デビュー20周年を記念した著書『華原朋美を生きる。』(2015年/集英社)では、失恋や薬物依存の過去についてをさらけ出した。

 心のバランスを失った華原は<睡眠薬や精神安定剤が手放せなくなっていた>。仕事のドタキャンを重ね、入退院を繰り返しながらたびたび復帰会見と休養を繰り返した。それでも一度は努力で薬を断ち切ったのだが……またも恋愛で転落してしまうのだ。

「完全に魔のサイクル」DV彼氏と離れられなかった6年間


 30代を迎えた華原が交際した相手は、13歳上の飲食店プロデューサー、安藤陽彦氏。華原は安藤氏からたびたび暴力を振るわれていたと、のちにスポーツ紙や週刊誌で語った(『東スポWEB』2015年06月11日ほか)。

 先述の自伝『華原朋美を生きる。』(集英社)の中でも、安藤氏と思われる男性からのDVについて詳細に描写している。

『あ、私、この人のことがすごく好き』。そうなったタイミングでDVは始まりました


<ある日、数時間にわたるDVを受けて、私は気を失ってしまいました><『これが顔?』鏡のなかの惨状に驚きながらも収録に向かった>この時には、尾骨骨折の診断を受けたという。

<DVを受けたことで不安が募り、また彼が常に安定剤を持っていたことから、私も眠れないことを理由に手を出してしまった>と、薬物依存に逆戻りした華原。ついに事務所からも契約解除を言い渡される。この頃の様子を華原は「完全に魔のサイクルにハマっていた」と振り返る。

 みかねた家族は華原を2カ月間、精神科の閉鎖病棟に入院させた。退院後は父親がいるフィリピンで過ごし、NPOを運営する父の勧めでボランティアに従事する中で、彼女は長い薬物依存から抜け出したという。

 なお安藤氏は華原と別れた後、2011年9月に恐喝未遂事件で、2012年10月には出資法違反の容疑で逮捕されている。2012年に元モーニング娘。加護亜依と結婚するも、2015年には妻へのDVにより傷害容疑で逮捕、同年加護と離婚した。



 2012年、歌手・華原朋美は5年ぶりに仕事復帰する。甘く伸びやかな声が変わっていなかったことが話題になった。

 そして2013年、華原が39歳の時には、旧皇族出身で明治天皇の玄孫(やしゃご・孫の孫)にあたる慶大講師竹田恒泰氏(当時38)との交際が週刊誌に報じられた。彼女は同誌のインタビューに「『この人は、死ぬまで私を支えてくれるんじゃないか』という思いになった」などと語っていた。(『女性自身』2013年11月5日号)

 だが華原は約4カ月後に出演したTV番組で、竹田氏との関係に終止符を打ったと告白(2014年3月13日「とくダネ!」フジテレビ系)。ところが翌月の『FRIDAY』で、竹田氏が元AKB48の畑山亜梨紗と交際中であると報道された。竹田氏が、華原と畑山へ同時にアプローチしていたようなのである(『FRIDAY』2014年5月2日号)。

 2015年には過去を吹っ切るかのように、小室哲哉プロデュースで、復帰後初のオリジナルソングを発表。完全復帰したかに見えたが……2016年には「急性ストレス反応」で休養を余儀なくされた。その後もタレント活動自体は行っていたものの、今年になって久々に世間の注目を浴びたのが、今回の73歳会長との不倫疑惑であった。

 私自身、特にファンというわけではないのだが、彼女の人生を、個人的にはどこかハラハラしながらも応援してきたような気がしてならない。

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“朋ちゃん”は、73歳男性に何を求めた?

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