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ちびまる子ちゃんは何位?アラフォーが好きな『りぼん』漫画10。天ない、姫ちゃん…

3位『ママレード・ボーイ』吉住渉 39%

ママレード・ボーイ

吉住渉『ママレード・ボーイ』8 (集英社/りぼんマスコットコミックスDIGITAL)

 高1の主人公・光希は、カッコ良いけど意地悪な男の子・遊(ゆう)と同居することに。その理由が、お互いの両親の“入れ替え結婚”という、とても斬新な設定でした。「秘密にしなきゃいけない恋愛にドキドキした」(39歳)、「主人公たちの人間関係が面白かった」(40歳)など、意外すぎる展開の連続にハマっていた人が多かった模様。  94年にアニメ化され、主題歌の「だ、け、ど、気にっ、なるっ♪」というフレーズがいまだ頭に残っている人もいるのでは。今年の4月には、実写映画も公開されました。

2位『有閑倶楽部』一条ゆかり 46%

有閑倶楽部

一条ゆかり『有閑倶楽部』15 (集英社/りぼんマスコットコミックスDIGITAL)

 名門学校・聖プレジデント学園の名物生徒会「有閑倶楽部」のメンバー6人が主人公。頭脳派の会長・清四郎を筆頭に、魅録、美童、可憐、野梨子、悠理、全員が美男美女、かつ超大金持ちの家の子供達というゴージャスな設定です。彼らは学園内の恋愛トラブルから裏社会の抗争まで、力を合わせてさまざまな事件に立ち向かうのですが、その解決方法がいつも高校生離れしていて度肝を抜かれました。 「それぞれのキャラが魅力的でしかも美男美女&お金持ちでなんだか非現実的なところがワクワクしました。時々ホラーな回もあって、怖かったけどそれも好きでした」(38歳)、「まず画力が高かったし、ホラー、ミステリ、恋愛、ギャグとバラエティに富んでいて面白かった」(41歳)のように、漫画の「ジャンル」という概念を超えた多彩な展開に、魅了された人が大勢いるようです。

1位『ときめきトゥナイト』池野恋 59%

ときめきトゥナイト

池野恋『ときめきトゥナイト 』1 (集英社/りぼんマスコットコミックスDIGITAL)

 魔界と人間界を舞台に描かれた、3部構成のラブコメディが堂々の1位に!  第1部の主人公・蘭世は、吸血鬼の父、狼女の母を両親に持つ女の子。家族と共に人間界で普通に暮らしていましたが、人間の男の子・真壁(まかべ)に恋をしてから変身能力がめばえてしまいます。蘭世とくっつきそうでなかなかくっつかない真壁のクールぶりに、当時の読者は悶絶したものです。  続く第2部では、普通の人間・なるみが主人公となり、蘭世の弟である鈴世(リンゼ)と恋に落ちるという展開に。第3部の主人公は、第1部の主人公・蘭世と真壁の娘、愛良が主人公。まさに、世代をまたいだ大作でした。 「初めて読んだのは第二部だったけれど、第一部にさかのぼって読んで、更に第三部も始まって何代も続き、広がってゆく話にドキドキした」(37歳)、「展開が面白く小説のように素晴らしかったのと絵がとても可愛かった!」(43歳)、「蘭世が可愛いくて、真壁君がかっこよかったです。魔界の世界観がとても好きでした」(44歳)など、独自の世界観と胸キュン展開で、多くの読者を釘付けにしました。 =============== 『ちびまる子ちゃん』をはじめ、『りぼん』の全盛期を飾った漫画たちは今も愛される名作揃い。これらの作品が、ほぼ同時期に連載していたのですから驚きです。  アンケートでは「大人になってから全巻購入した」(36歳)といった声もちらほら。一気に読み返して、「りぼんっ子」だった少女時代を思い出すのもいいですね。 (※) 1994年2月号で発行部数は最多の255万部を記録。当時の読者は発行部数にちなみ、“250万乙女”とも呼ばれていた。なお現在の発行部数は15万部で、少女漫画雑誌の中では小学館の『ちゃお』40万部に次ぐ2位である(日本雑誌協会 2018年4月~8月の印刷証明付き発行部数)。 【調査概要】 調査方法:アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラス」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。※選択肢は80年代後半~90年代前半の連載漫画から主な作品を抜粋。 調査期間:2018年8月29日 有効回答者数:36歳から45歳 女性100名 <文/女子SPA!編集部> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
女子SPA!編集部
大人女性のホンネに向き合う!をモットーに日々奮闘しています。メンバーはコチラ。twitter:@joshispa、Instagram:@joshispa
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