B’zが書いた『SUITS』の主題歌が話題。懐かしドラマの名主題歌7選
『東京ラブストーリー』から27年。織田裕二(50)と鈴木保奈美(52)が久々の共演を果たしたドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)の初回放送が平均視聴率14.2%をマークし、好調なスタートを切りました(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
今後の展開も気になるところですが、もうひとつの注目はB’zがドラマのために書き下ろした主題歌の「WOLF」。織田&保奈美コンビにB’zという90年代を象徴する組み合わせに感激したアラフィフ、アラフォーも多いんじゃないでしょうか。
そこで、もうすぐ平成も終わりということで、90年代の名作ドラマと名曲主題歌をいくつか振り返ってみたいと思います。ただのタイアップでは生まれない相乗効果を感じられる作品がたくさんあった時代でした。(年齢は現在)
ドラマ主題歌からメガヒットが生まれる。このパターンのさきがけが、小田和正の「ラブ・ストーリーは突然に」でした。イントロのギターのカッティングが流れた瞬間に、カンチ(織田裕二)とリカ(鈴木保奈美)の映像が浮かんでくる。
ドラマ放送時の空気感だとか、自分の暮らしぶりだとかも、あのイントロ一発で蘇ってしまう。ドラマそのものには特に思い入れのない人も巻き込む、強烈な説得力がありました。

90年代ドラマからは、様々な流行語や社会現象も生まれました。なかでも『ずっとあなたが好きだった』(TBS系)で、佐野史郎(63)が演じたマザコンのストーカー・冬彦さんのインパクトは圧倒的でしたよね。ケガをした冬彦の指を母親役の野際陽子(享年81)がなめるシーンは、本当に気持ち悪かった……。
そんなドラマとは打って変わって、サザンの主題歌はさわやか。このコントラストも不思議と印象に残っています。
ドラマのキャラクターと、音楽のトーンがマッチする。そんなとき、作品全体に足し算以上の魅力が生まれます。『味いちもんめ』(テレビ朝日系)で中居正広(46)が演じた駆け出しの板前・伊橋悟の成長物語と、大黒摩季(48)の歌うフォークロック調の「ら・ら・ら」が、まさにそのよい例でした。
彼女いわく、「ら・ら・ら」はボブ・ディランのデビュー30周年記念ライブで演奏された「My Back Pages」にインスパイアされたとのこと。そこは、ノーコメントにしておきましょう。
音楽がドラマの方向性を決めるのと逆に、主題歌を担当したことでバンドの立ち位置が定まるというケースもあります。『若者のすべて』(フジテレビ系)とMr.Chirdrenの関係がそうでした。
それまでにも「CROSS ROAD」「innocent world」と立て続けにヒットを放っていましたが、“ミスチル”というブランドを確立したのは「Tomorrow never knows」だったように感じます。ドラマのタイトルとばっちりハマってますよね。
①『東京ラブストーリー』と「ラブ・ストーリーは突然に」1991年

②『ずっとあなたが好きだった』と「涙のキッス」1992年
③『味いちもんめ』と「ら・ら・ら」1995年
④『若者のすべて』と「Tomorrow never knows」1994年

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