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ある日消えた彼氏の正体はドロボーだった。発覚のきっかけがヒサンすぎる…

 一緒に暮らしている恋人や夫が急に自分の前から姿を消したら……。きっと最愛の人の身に何か起きたのではと心配するのではないでしょうか。

失踪、行方不明、蒸発

写真はイメージです(以下同じ)

 昨年、優しい真面目な旦那さんと結婚し、幸せな日々を送る小野寺美嘉さん(仮名・30代前半/看護師)。彼女が20代のころに同棲していた彼氏は、ある日急に消えてしまったといいます。

同棲中の彼氏が突然失踪?LINEも既読がつかず


「ふだんから出張が多い人で、一緒に過ごすのは月の半分くらいでした。出張中、連絡が来ないのは珍しいことではなく、最初は心配していませんでした。

 けど、戻るといっていた4日目の夜にも帰らず、LINEのメッセージを送っても既読がつかない。何度も電話しても出なかったので、事故にでも巻き込まれたんじゃないかと思いました」

 彼氏の勤務先に電話することも考えましたが、ここでどこに勤めているを知らないことに気づきハッとしたとか。

 このとき交際を始めて3年が経っていましたが、彼氏の両親や兄弟、友人の連絡先も知らなければ、誰一人として会ったことがなく、ここで初めて違和感を覚えたそうです。

スマホを見る女性

自宅に来た刑事から彼氏の逮捕を知らされ、そのまま家宅捜索…


「私の友達と彼氏とで遊んだり、ご飯を食べることはあっても彼からは誰も紹介されたことがなかったんです。結局、安否すら確認することもできず、気づいたら彼が家を出てから10日ほど経っていました」

 心配のあまり食事もノドを通らなかった美嘉さんも、さすがに警察に相談しようと考えたとか。そんな矢先、急転直下の事態を迎えます。

「病院の夜勤が終わり、朝アパートに戻って5分ほど経ったころだったと思います。インターホンが鳴り、ドアを開けたら4~5人の方がいて、警察だと名乗ったんです。

 それでやっぱり何かあったんだと思い、『彼は無事なんですか? まさかケガにあって入院でもしているんですか?』と刑事さんの1人に詰め寄ったんです」

彼氏はドロボーだった しかし、その刑事さんから聞かされたのは、彼氏が自動車泥棒を働いて逮捕されたということ。そのうえで家宅捜査で美嘉さんの家に訪れたとの説明を受けます。

「令状でしたっけ? それを出して読み上げるんですけど、彼の名前が私の知っている名前じゃなかったんです。つまり、彼は偽名を名乗って3年間私と付き合っていたんです。捕まったことも確かにショックでしたが、こっちのほうが正直辛かったです……」

何も知らない彼女に刑事たちも同情


 家宅捜索中、涙をポロポロと流す美嘉さんを慰めるように肩をずっと抱いてくれたのは女性の刑事さん。引き出しやクローゼットを片っぱしから開けて調べる刑事さんたちも「すみません、こちらも仕事なので……」と申し訳なさそうに言ってきたといいます。

「その後、私も警察署で何度か事情聴取を受けたのですが、ウチからは盗難品や盗みに使った道具などは見つからなかったようです。もともと彼が私のところに転がり込んできたこともあり、部屋には着替えや身の回りの小物程度の私物しかなかったので」

 美嘉さん自身は何も知らなかったのでおとがめは一切なし。彼女自身は看護師をしていることから稼ぎがあり、外で食事する際なども基本的にワリカン。誕生日などに彼氏からもらったバッグやアクセサリー類を押収されることはなかったそうですが、彼の代理人の弁護士に渡してしまったそうです。

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振り返れば、怪しいところだらけだった!?

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