プロポーズされた直後に乳がんが発覚…ドン底をみた女性が今思うこと
優しい言葉をくれた彼氏だったが…
ステージ4(小林麻央さんもステージ4でした)の私に猶予(ゆうよ)なんてなく、最短で抗がん剤治療が始まりました。
彼に打ち明けると「大丈夫、絶対治る。僕は医者じゃないから、病気は治せないけど“心の医者”にはなれる。だから、つらいこと苦しいこと何でも僕にぶつけてね」と優しい言葉をくれて、私は泣き崩れました。
しかし、その後そんな彼からの言葉を真に受けた私は、精神的に不安定だったことも相まって、彼に当たりまくってしまいます。
彼に対して怒ることが多くなり、やがて破局
彼が夜中に酔って電話してきたり、デートでジャンクフードの店を提案してきたり、そんな行動が病気の私を気遣っていない気がして、いつも彼に怒っていました。
極めつけに、彼が友人の結婚式で行っていたハワイ土産が、自分にはブランド物をたくさん買ってきていたのに、私にはハンドソープだったことに切れたのです。
思わず「こんなものいらね~よッ!」とハンドソープを彼に投げつけてしまいます。
すると、彼もそれまで積もり積もっていたストレスがあったようで、アッサリと別れを告げられました。
私も売り言葉に買い言葉で「望むところだ~!」と言ってしまい、プロポーズまでしてくれた彼との付き合いは、4カ月ほどで終了。
ドン底期を振り返って今思うこと
白戸ミフル
合コンに累計2,500回参加(今も記録更新中)した合コン漫画家。著書『合コン・アンド・ザ・シティ 恋活・婚活女子の合コンマニュアル』『乳がんステージ4だった私が、それでも合コンに行きまくって救われた話』
Twitter:@takara0722
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