結局、入念に準備をしていたセレモニーには参加できず。熱が長引いてしまい、旅行も泣く泣くキャンセルしたとか。
「旅行は無理をすれば行けたかもしれないけど、まだ感染力のある時期だったので他人に迷惑をかけてしまいますからね。Aにももっとこの認識があれば……。
一緒にインフルをうつされたメンバーの中で子どものいる友人は、『
もし子どもにうつってインフルエンザ脳症にでもなったら命の危険もあるのに』とかなり憤(いきどお)っていました。インフルエンザ流行期に高熱を出しても検査をせずウイルスをまき散らすなんて、無自覚なテロリストですよ!」
自然治癒力を信じるのは悪いことではないですが、感染症の可能性があるときはきちんと病院に行きましょう……。
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冬に起きたトホホなエピソード―
<文/鈴木うみこ イラスト/角侑子>