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『カメラを止めるな!』地上波初放送、初めて見る心得4つ|ネタバレなし

 2018年の映画界を席巻した『カメラを止めるな!』が、3月8日『金曜ロードSHOW!』(夜9時~ 日本テレビ系)で地上波初放映されます。
『カメラを止めるな』公式サイト

『カメラを止めるな!』公式サイトより http://kametome.net/index.html

『カメラを止めるな!』は、監督&俳優養成スクール、ENBUゼミナールのワークショップから生まれ、製作費300万円という超低予算で製作された異色のエンターテイメント作品。  上映は都内のミニシアター2館から始まり、その後はSNSでの拡散や著名人たちからの絶賛により、口コミで評判を広げていきました。そして興行収入は30億円を突破。  映画賞も国内外で数多く受賞し、第42回日本アカデミー賞では「話題賞作品部門」「最優秀編集賞」「優秀監督賞」「優秀主演男優賞」など、優秀賞を8部門に渡って受賞しています。

無名だった監督&役者がブレイク!

 監督から役者まで、誰も彼もが無名だった『カメ止め』陣営でしたが、現在はどの出演者もCMやドラマに引っ張りだこ。お茶の間でその姿を見かけることも増えてきました。  先日放送された第42回日本アカデミー賞の授賞式で、主役の日暮隆之監督を演じた濱津隆之がレッドカーペットを歩く姿を見た際には、「あのインディーズ作品からよくぞここまで……」と思わず胸が熱くなってしまいました。そして、名前の順とは言え日本映画界屈指の大物俳優である舘ひろしと役所広司に挟まれて歩く濱津隆之のはにかむような何とも微妙な表情も味わい深かったです。  さて、8日の放映で今作を初めて見るという方もいらっしゃるかと思います。初見とはいえ、ここまで話題になっているからにはすでに前評判を耳にしている方も多いでしょう。  今回はそんな皆さんのために、「『カメラを止めるな!』をテレビ放送で存分に楽しむための心得』を、私見ではありますが提案したいと思います。

1.遅刻は絶対にするな

「最初のシーンを見逃しちゃっても、内容はわかるよね~」なんて考えは、今作においては捨ててください。なぜならば、この作品はのっけから1秒たりとも無駄なカットが存在しないから。作品内きっての名シーンも、実はこの冒頭部分に凝縮されているのです。  冒頭からのワンカット撮影シーンは、目に入れる情報量を増やせば増やすだけ吉。作品すべてを見終わった後の感動が倍増します。  つまり、今作を満喫できるかどうかの最初の鍵はオープニングの視聴にかかってると言っても過言ではないです!

2.途中で見るのを止めるべからず

 映画館で作品を見る場合、よっぽどのことが無い限り途中で席を立つことは難しいですよね。でも、テレビとなるとチャンネルザッピングもテレビの電源を消すことも簡単。ちょっと肌に合わないと思っただけで、視聴を止めてしまうことも可能なわけです。  しかし、今作の鑑賞をそんな軽い気持ちで止めてしまうのはもったいなさすぎ! 「最後までチャンネルを変えるな。この映画は2度始まる」と上田慎一郎監督がテレビ放映告知動画で呼びかけていますが、こう言っているワケは、途中でやめた人には永遠に分からないのです!  どうか最後まで。ダマされたと思って最後まで通してご覧になってください。  いや、せめて冒頭のワンカット撮影シーンから第二幕に入るまで。そこまで踏ん張れば…きっとあなたは確実にテレビの前から離れられなくなります。

3.すでに見た人と一緒に見るな

 今作でもっとも注意しなければならないこと、それは「ネタバレ」です。この映画は、作品内でなされたとある仕掛けも話題になった要因のひとつ。  ここまで有名になってしまっては、その前知識を入れずに見るのは難しいかもしれません。けれど、すでに映画を見た人間から横で「これは実は~」なんてネタバレされることだけは避けるべし!  いや、ネタバレしちゃう気持ちはわかるんですよ。この作品は考察的したり見逃したネタを拾ったりできる面白さがあるので、無意識に語ってしまうのかもしれません。だからこそ、初めて見る方は一人で、もしくは初見同士で楽しむことがオススメ。  解説が欲しければ、放送中に監督と出演者による生トークが副音声で聞けるのでそちらを楽しみましょう。
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動向をチェックせよ!要注意キャラクター
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