「夫がバカッターになった…」“軽犯罪夫”に愛想がつきた妻の嘆き
夫婦の離婚には様々な理由がありますが、中には夫のトンデモない言動が原因で離婚したという女性がいます。浮気や経済問題などわかりやすい理由でなく、離婚に至るほどの夫の言動とは――。
「元夫は同い年なんですが、なんていえばいいのか……常識がないというのか、悪ノリと軽犯罪の区別がついていないんですよね」。そう重い口を開いたのは安田祐実さん(仮名・33歳)。
「夫は飲食業界で働いていたんですが、仕事上、付き合いも多くよくお酒を飲んでくるのは知っていました。でも、酔っぱらうと酒癖がすごく悪いんです。その辺で立ち小便をするのは当たり前だったりと、とにかく言動が大人とは思えないんです。
いま思えば結婚する前からそのような素振りはありました。仕事の電話になると口ぶりが普段と豹変するんです。何度も怒鳴ったり、相手を脅すようなことを言っているのを聞いたことがありました」
安田さんはその度に夫にたしなめたそうですが「仕事だから」と反論されると何も言い返せなかったそうです。結婚前はお互い1人暮らしをしていた安田さん夫妻。しかし、結婚して一緒に暮らすようになってから次第に夫の本性が明らかになっていったといいます。
「中でもドン引きしたのが、毎晩遅くまで飲んでタクシーで帰る日が続いたときに『タクシー代がもったいない』と軽く夫に言ったことがあったんです。すると翌日、深夜に帰ってきたときに『今日はタクシー使ってないよ』と何やら嬉しそう。どうやって帰ってきたのかと訊ねると『その辺に停めてあった自転車を盗んで帰ってきた』と言うんです。もう信じられなくて、さすがに怒りましたよ……」
一度、注意するとそのときは反省した素振りを見せる夫。しかし言われたことだけをやめても、また別の問題を起こしてくるといいます。
「さらにひどくなったのは夫がSNSを始めてからです。普段の言動を見る限り、SNSはしないほうがいいのでは……という心配が的中しました。酔っぱらって道路に寝る、写真を撮るために入ってはいけない場所に入る、車のボンネットに乗ったまま車を走らせた動画をアップする……など。私が注意する前に誰かが通報したのか、そのたびに非公開にしていましたね」
夫の度重なる行動についに離婚を決意したという安田さん。離婚の決め手などはあったのでしょうか?
酒癖が最悪、結婚前から不安が
自転車を窃盗、SNSを始めたらバカッターに!
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