メイクより本格的にやるなら、美容クリニックでシミ消しの施術を受ける方法があります。
まず表参道の美容クリニック「ティーアイクリニック」の田原一郎院長がオススメする光治療をご紹介します。
「光治療とは、目に見える『可視光線』で肌の深層部にまで働きかけ、肌の再生を促す治療で、最新の機械では傷みがほとんどないんですよ」と田原院長。
たとえば、同クリニックの「BBLsスーパーフォトフェイシャル」は、BBL(ブロードバンドライト)という光を照射し、皮膚表層のメラニン色素にダメージを与えるというもの。深層にある毛細血管拡張症のヘモグロビンにも反応するので、赤ら顔にも効果があるそうです。

施術はというと、しっかりと洗顔をしたあと、乳酸の入った化粧水で肌の調子を整えて、専用のジェルを塗ります。そしていよいよ機械で光を照射。“パチッ、パチッ”という刺激はあるものの、痛いというほどでもなく、超敏感肌の人、痛みに弱い人も安心です。
所用時間はたった15~20分程度で、治療後すぐに洗顔やメイクもできるというのもうれしいですよね。
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一方、「かっちゃん」こと高須クリニック・高須克弥院長が「シミ治療初心者に人気があるんだよ」と教えてくれたのが、「IPL(インテンシブパルスライト)」。こちらも光治療のひとつで、コラーゲンの生成を活性化して、シミ、そばかす、くすみ、ニキビ、赤ら顔といった肌の悩みを総合的にケアできるのだとか。

たっぷりと顔にジェルを塗り、光を照射していくのですが、輪ゴムで弾かれたような痛みがある程度。時間にして20~30分で終了。1回でも効果を感じられるそうですが、シミの大きさなどによっては、時間をおいて複数回やったほうがいいそうです。
また、「今後のことを考えるなら、シミができにくくなるよう、手を打っておくことも大事」と高須院長。
効率のいい予防ケアには、高濃度の成分を直接摂取できる「美容注射」がおすすめで、注射だとたった5~10分で、全身に有効成分が行き渡るのだそう。
光治療にしろ、美容注射にしろ、最新美容技術は「楽チン」+「時短」がトレンドなんですね。
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