♂&♀

30過ぎて「“すごく好き”って感情はもうない」と言う男性たち。なぜ?│性活相談

「好き」を取り巻く3要素

「好き」という気持ちを持っている人が若々しくいられるのは、自分らしさを発揮、解放できているからです。  ではここで、「好き」はどういうことなのか、ちょっぴり手間をかけ深刻に考えていきます。下の表をご覧ください。
「好き」とは何なのか

「好き」を恋愛感情、性欲、社会性の3方向から考えたものです。

 恋愛と性欲の大部分が重なり合っていることと、恋愛・性欲と社会性の重なり合っている部分がわずかしかないという点が最大のポイントです。恋愛と性欲を区別することが難しいのはこういったわけです。また、恋愛や性欲によって社会での立場を失うことがよくあるのは、もともと相性が悪いからです。  恋愛は心による現象であり、「心」で感じることが本質です。性欲は「体」に備わっているのが元来のあり方であり、欲望ですから求めることが本質です。性欲は相手と性的接触を持ち、快楽を得たいと求める欲望です。  社会性は、もともと備わっているものよりも、後天的に身につけていくものがほとんどであり、「教わり・考える」ものです。  人を好きになっていったり、性的欲求を抱いていくことは、秩序を大切にする社会性とは相性が悪いです。社会性を身に付けていくということは、その社会にふさわしい形に感情や欲望を制限したり、変形したり、消滅させていくことだったりします。  例えば、結婚という社会制度の枠組みに入ったら、その相手以外に心が向かったり、欲望を抱いたりすることは罪であり、社会性の高い人ほど、そうなってした場合に罪悪感を感じます。

「好き」という気持ちの正体

「好き」という気持ちの正体「恋愛」と「性欲」が重なり合っている部分には以下のようなものがあります。 (1)トキメキ その相手のことを考えるとドキドキする (2)好奇心 その相手のことをより深く知りたいと思う (3)嫉妬 相手を自分のものにしたいという独占欲や、エゴイスティックに見返りを求める欲  これらが、今回の相談文で聞かれた「好き」の正体だと僕は捉えています。これらをわからなくなっているということは、心が働いておらず、体もうまく機能していない可能性が高いです。厳密には、もともと恋愛感情や性的欲望を持ち合わせない人もいるので一概には言い切れませんが、かつてはあったのになくなったということは、心が停止し、体が機能していない可能性が高いです。  僕が提示した図はあくまでも一例であり、どのような社会性と感情・欲望のバランスがいいのかは唯一の正解があるわけではありません。ただ、心が動かなくなってしまったり、見失ってしまうと、それはとても生きづらいので、なんとかしたほうがいいと思うのです。  この時に社会のあり方を変えていく方法をとるのが、社会活動家の人たちです。僕はそこまでのエネルギーを持ち合わせていないので、自分の心や欲望を見つけ直していく方法を勧めたいです。
次のページ 
社会性が高くなりすぎると、恋愛できなくなる?
1
2
3
Cxense Recommend widget
イケるSEX

女子SPA!の人気連載「AV男優・森林原人の性活相談」が書籍化!
経験人数10,000人超のトップ男優である森林原人が、セックスに悩める一般女性の質問に愛をもって答える。「イク感覚がわからない」「彼がゴムを付けてくれない」「“30代処女”は重い?」etc.




あなたにおすすめ