彼のカツラに気づいた女性。“打ち明けやすい”空気作りをした結果…
実はカツラだった!
「後頭部に部分用のカツラをセットしている真っ最中だったんです。よく考えてみれば、彼って普段から帽子が好きで外にいるときはよく帽子を被っていたんですよね。
あと仕事中は絶対に頭にタオルを巻いていて、仕事の後に会おうと行っても『1回、家に帰ってシャワー浴びてからね』と絶対に会ってくれなかったんです。それらのことがすべてつながったと同時に『なんで打ち明けてくれないんだろう……』と思いました」
女性ならそこで冷めてしまいそうですが、小橋さんは彼に秘密を打ち明けてもらうように様々な方法を試したといいます。
温泉に誘ってみることに
「別れの理由も結局言ってくれませんでした。だんだん連絡が来なくなって、最終的には実家が引っ越すからという理由で私の荷物がダンボールで送られてきました。恐らく私がカツラのことに気付いていると思ったのかもしれませんが、それすら言ってくれないのもどうなのかなって。それで私もだんだん気持ちが冷めてきちゃいましたね……」
彼からしたら、カツラのことは墓場まで持っていきたい秘密だったのかもしれません……。思わぬきっかけでパートナーの秘密を知ってしまったとき、あなたならどうしますか?
―ついたウソ・つかれたウソの顛末―
<文/結城・イラスト/カツオ>
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ライター・社会取材系。子育てや家庭問題、現代の生きづらさなど、社会の現実に根ざしたテーマを取材し、読者に考えるきっかけを届ける記事を執筆。
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