ヒールで颯爽と歩くには「お尻の筋トレ」。おすすめのエクササイズ
立ち姿勢や座り姿勢はもちろんのこと、歩いたときの姿勢が美しいと魅力的ですよね。
なかにはファッションとしてヒールを履く人もいるかと思いますが、姿勢が丸まっていたり足元がおぼつかないと、悪目立ちしてしまうことも…。
そこで今回は、ヒールで美しく歩くためのヒップインナートレーニングをご紹介します。
テレビドラマに出てくる女優さんたちの歩き方をイメージしてみてください。高いピンヒールでも大股でシャキッと歩いています。ではこのダイナミックでしなやかな歩き姿勢を支えている場所はどこでしょうか。それはお尻のインナーマッスルです。
お尻の筋肉には表層にあって脚の縦の動きを起こす大臀筋(だいでんきん)、股関節自体を支える小臀筋(しょうでんきん)、そして股関節と骨盤を支える中臀筋(ちゅうでんきん)の3種類があります。
股関節と骨盤を支えている中臀筋は、片足立ちになった際に骨盤を真っ直ぐに立てる働きをしています。この筋肉がうまく使えないとお尻が不必要に揺れてしまって身体が左右に振られてしまいます。これでは綺麗な歩き姿勢にはなりません。そこで中臀筋をきっちり鍛えていきましょう。
実際に中臀筋を使うエクササイズをご紹介します。
1. 四つん這いになります。
2. 左右の膝を揃えてくっつけます。
3. 右足を真横に開いていきます。この時に身体が外側に崩れないよう左足と股関節できっちりキープしましょう。
4. 右足を真横に開き切ったら、2~3秒キープします。この間も体が反対側に倒れないように気をつけます。
5. 右足を元の位置に戻したら③④と同じ手順で左足も行います。
※左右10回ずつ/2~3セット
このエクササイズは上げている脚側の中臀筋を使っているのはもちろんのこと、身体が外側に崩れないように軸足も踏ん張ることでこちらの中臀筋も同時に使っています。
歩き姿勢で重要な歩く時に体を刺さる中臀筋は運動をする時に使い方よりも運動をしている時に軸足がしっかり支えになっているかがポイントです。
上げている脚と反対側に、お尻が傾かないように軸足でしっかり支えましょう。
中臀筋をきっちり使って綺麗な歩き姿勢をゲットしてください。
<文/ヒラガコージ>
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ヒラガコージ
柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。Twitter:@fifth_petal