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寝起きの倦怠感がスッキリする「ウニョウニョ体操」、寝たままできる

 柔道整復師/パーソナルトレーナーのヒラガコージです。  いつまでも寝てたいけど今起きないと仕事に遅刻してしまう…こんな経験は誰しもがあるはず。そんな時に試してみてほしい、シュパッと目を覚ます「ウニョウニョ体操」を紹介したいと思います。寝たままできますよ。 朝起きられない女性、この後遅刻する

なかなか起きられない原因は「固まった背骨」

 無理やり目を覚まそうと、寝ぼけたまま朝イチで体を動かすのはちょっと注意が必要です。  人間は立って歩く「直立二足歩行」の動物なので、寝た状態=背中側で重力を受け続けることは、本来の身体の在り方とは異なります。実は数時間の睡眠でも関節は固くなっていて、その状態で無理に体を動かそうとすれば関節に負担がかかり怪我につながる恐れもあるのです。  また背骨には中枢神経である脊髄が通っていますが、朝起きて背骨が固いままだと脊髄の働きも低下し、これが脳のスイッチオンに時間を要する原因になるのです。  それではさっそく、シュパッと目を覚ます「ウニョウニョ体操」を紹介しましょう。

背骨と骨盤の境目を動かす「ウニョウニョ体操」

1. 寝ている状態から両膝を立てます。 2. 両手で骨盤を掴み動きを確認できるようにします。 3. 息を吐きながら、“腰を反らすように”骨盤をウニョっと動かします。
「うにょうにょ体操2」1

※写真では動きがわかりやすいように、あえて手は頭の後に置いています

4. 息を吸いながら、“腰を丸めるよう”に骨盤をウニョっと動かします。
「うにょうにょ体操2」2

※写真では動きがわかりやすいように、あえて手は頭の後に置いています

☆5~6回、体が馴染むまで繰り返しましょう。

「寝たままエア鉄棒」も一緒にやろう!

 背中は自力で動かしてもなかなか可動域を広げられないので、床の反発力を利用しましょう。 1. 寝ている状態から両膝を立てます。 2. 胸の前で鉄棒を握るイメージで、両肘を90度に曲げて拳を握ります。 3. 息を吐きながら肘で床を押して背中を反らせます。 「うにょうにょ体操1」☆5~6回繰り返しましょう。  背中を反らす時に肩が床から離れると上半身を頭で体重を支えることになり、首を痛める可能性があります。肩は必ず床につけて、背中だけをそらすようにしましょう。  朝目覚めてから5分程度でできる簡単な運動です。ぜひ毎朝チャレンジして、目覚めの良い毎日を過ごしてください。 <文/ヒラガコージ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
ヒラガコージ
柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。Twitter:@fifth_petal
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