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「離婚すべきか?」と悩む前に考えるべき2つのこと

おおしまりえの幸せな人生の迷い方】  恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。 パートナーシップ「本当の意味で仲が良い夫婦とは、どんな関係なのだろう」  このテーマを持って臨んだ夫婦再生カウンセラーへの取材。話の中では、すれ違いの仕組みを知ることができ、また自分の感情は無視してはいけないことが理解できました。  それと同時に、私個人としては3つ、パートナーシップについて気づきと発見がありました。

「話し合い」のスタンスが大きく変わった

「上手くいかない時は話し合い」  私は常々、恋人や夫婦関係に限らずこのスタンスを貫いてきました。  しかし相手に対して不満が残っているときは、頭で価値観を共有したところで上手くいかない。また「話せば上手くいく」は、「話せば相手を納得させられる」という、相手に変わってもらうことを期待した、強引なコミュニケーションだったと気づくことになりました。  とはいえ、頭でしっかりと理解した私も、今後は無意識に振る舞いが変わるまでトレーニングが必要。「自称特技は口喧嘩」とジョークを飛ばす私ですが、可愛げなく論破するタイプの喧嘩は、今すぐやめていこうと思ったりします。

離婚よりも大切なこと

離婚

※写真はイメージです(以下、同)

 実は今回の取材では、「離婚するべきか」というテーマでも話を聞きました。しかし、この質問をしたとき、恥ずかしくも「そりゃそうだ」という答えをもらったのです。  それは「別れるかどうかは究極どちらでも良くて、とにかく今よりちょっとでも良い関係になることが大切。離婚するかどうかは、関係が良くなった時に考えれば良いこと」という考えでした。  また離婚を考える目安として、以下の2つのポイントを同時に想像した時、自分がどう思うかが大切だそうです。 ●出会った頃の気持ちを思い出した時 ●10年後を思い描いたときに、誰が隣にいるか想像した時  これら2つを思い浮かべた際、パートナーが好意的に浮かぶなら、離婚は踏みとどまってもいいかもしれません。  もちろん、DVや強いモラハラなど即座に別れた方がいい場合もあります。とはいえ、相手に情があるのなら、関係改善に取り組み、最善を模索した方がいい。全力で出した答えは、どちらになってもあなたを幸せにする。ついついベキ論を求めてしまったなと思ったのでした。
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男は感情を学び、女は…
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