ブリトニー・スピアーズ、13年続いた“虐待的”な制度から解放「最高にハッピーな気分」
今月12日(現地時間)、ブリトニー・スピアーズに対する成年後見制度がついに解除された。約13年間にわたり、財産や生活全般を父親に管理されてきたブリトニーは、「この“虐待的”な制度を終わらせてほしい」と訴えていた。このたび、裁判所が制度の終了を認めたことで、晴れて自由の身となった本人は「人生最高の日」と喜びを爆発させている。
今月12日、米ロサンゼルスの裁判所で、ブリトニーに対する成年後見制度の適用に関する審問が開かれた。
今年9月には、父親のジェイミー・スピアーズが、成年後見人から正式に解任されたが、ブリトニー側は成年後見制度自体の終了を強く求めていた。
今回行われた審問で、ブレンダ・ペニー判事は「ブリトニー・ジーン・スピアーズに対する成年後見制度はもはや必要がない」として、同制度の完全停止を宣言。これにより、ブリトニーは自分のことを自身で管理する権利を取り戻した。
ただ、資産の管理については、現在後見人を務める会計士ジョン・ザベル氏が当面行う見通し。財政にまつわる問題をしばらく整理した後、資産をブリトニーの信託に移す予定だという。
今回の審問にブリトニー本人は出席しなかったものの、ロサンゼルスの裁判所前には、多数のファンが集結した。
ブリトニーの異変をいち早く察知し、だいぶ前からブリトニーの解放運動を行ってきたファンたち。成年後見制度の解除を認める判断が下されたことがわかると、一様にピンクの紙吹雪をまき、歓声を上げて喜びに沸いた。
ブリトニーは、そんなファンの様子を捉えた動画をインスタグラムに投稿し、こう綴っている。
「ファンの皆の事が本当に大好き。クレイジーなくらいに! 今日はずっと泣き続けると思う! 人生最高の日、神をたたえよう。皆もきっとそう思ってるよね?#FreeBritney」
各界の著名人からも祝福の声が上がっている。
米スター歌手のレディー・ガガは、自身のSNSを更新し、次のように投稿した。
「これまでずっと、ブリトニー・スピアーズの大ファンです。彼女を尊敬しているし、彼女の強さに憧れています。彼女は多くの人々に力を与えてきました。それは、今もです。今日は、私もこれ以上ないほどうれしいです」
「あなたはスーパースターで、特別な存在。愛しています」
この他にも、シンディ・ローパーやパリス・ヒルトン、ファッションデザイナーのドナテラ・ヴェルサーチなど、多くのセレブが、ブリトニーの解放を祝うコメントを発表している。
成年後見制度の適用は、もはや必要ない
裁判所前に集まったファン歓喜! ガガも祝福
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