世界的スターが語った壮絶人生。10代で家出、母親に「ボコボコにされた」
50代になっても歌手や女優として第一線で輝き続けるジェニファー・ロペス(52)。しかし大スターになるまでの道のりは決して平たんなものではなかった。このたびネットフリックスで配信がスタートした番組で、10代で家出して芸能界デビューしたことや、セクシーな体型を揶揄されて引退しようと思ったことを告白している。
先週からネットフリックスで配信が開始されたドキュメンタリー『ジェニファー・ロペス:ハーフタイム』。様々な苦悩や葛藤を乗り越え、世界的スターになるまでの道のりを描いた本作で、ジェニファーは自身の子供時代や成長期を回顧。そのなかで、母親グアダループ・ロドリゲス(76)さんが、自身や姉妹に体罰を与えていたと明かした。
「母は、生き抜くためにするべきことをした。それが彼女を強くし、タフにした。そんな彼女にはボコボコにされたわ」
「私のママは、『この家に住む限り、ちゃんと教育を受けないとだめ』ってね。ある晩、ひどいケンカをした後、私はただ家を出たの」
今でこそ仲良し母娘として知られる2人だが、若い頃からダンスや芸能の道を目指していたジェニファーと、当時学校で働いていたグアダループさんは激しく対立。ジェニファーは自分の目標をかなえるために、18歳の頃に家を出たという。
番組にはグアダループさんも登場し、「正直なところ、ジェニファーとはよく衝突しました。あの子は本当に大変でした」と吐露。さらに「私は常に、子供たちに高い期待を抱いていました。批判をしていたわけではありません。あなたたちならもっとできると、子供たちに知ってほしかったのです」と語った。
そして自分が「完璧とは程遠い母親でした」と認めたうえで、「ただ1つ言えることは、それが娘達のためになると信じてやっていた」と打ち明けた。



