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ゾゾッ!家に絶対いないはずの兄がベッドに…後でわかった「衝撃の事実」

 街でハロウィンの装飾や仮装グッズを見かける季節になりましたが、日本で“怖い話”が盛り上がるのはやはり「夏」。今年も『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022』や『世にも奇妙な物語 ’22夏の特別編』(ともにフジテレビ系)などがSNS界隈を賑わせていました。
お墓参り お盆

写真はイメージです(以下同じ)

 筆者は人一倍怖がりな性格ということもあって、ホラー作品は絶対見ないようにしていますし、霊感体質でもありません。けれども、そんな私でも夏になると必ず思い出す「奇妙な体験」をしたことがあります。

なんで? 家にいないはずの兄がベッドの上に

 それは、私が10代だった頃、都内の実家で経験しました。  当時学生だった私の兄は、夏休みに沖縄のビーチでアルバイトをしていたため、約1か月間ほど実家にいませんでした。そのとき、まだ実家で暮らしていた姉と「沖縄のきれいな海を見ながらバイトできるなんてうらやましいよね!」と話していたものです。 沖縄のビーチ その姉がある夜、奇妙なことを言い始めました。家にいるはずがない兄を「部屋で見た」というのです。  姉によると、兄の部屋の前を通ったときに、人の気配を感じたのだとか。「あれ? 誰もいないはずなのに何か変だな」と思い、部屋の中をのぞいてみたところ、ベッドの上で兄が寝ころんでいたそうです。

霊感の強い姉が「妙なことを言っている」と思っていた

 これはもう何十年も前の出来事ですが、その時の情景は今でもはっきり覚えています。  私と両親が1階の居間で話していたとき、血相を変えて2階からおりてきた姉。すごく驚いた様子で「○○(兄の名前)が部屋にいるみたいだけど、沖縄から帰ってきたんだっけ?」と私たちに話しかけてきました。  私と両親は顔を見合わせ、「え?! まだ帰って来てないはずだけど…気のせいでしょ」と答えて、その後すぐに他の話題にうつりました。兄が帰ってくるのはだいぶ先のことだったし、姉以外で兄の姿を見たり、気配を感じたりした家族はいなかったからです。  また、姉は普段から「金縛りにあった」「枕もとに誰かいた」などと言うことが多かったので、「また妙なことを言ってるぞ」と軽く受け流していたのです。
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帰ってきた兄から衝撃の発言
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