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菅田将暉の相方演じる「クールな26歳新人俳優」の“まさかの父親”。大注目のNetflix最新シリーズで

 徳永英明の次男として知られ、赤楚衛二主演ドラマ『相続探偵』(日本テレビ系、2025年)主題歌でメジャーデビューしたばかりのレイニが、俳優としても注目されている。
 佐藤健主演のNetflixドラマ『グラスハート』(7月31日から世界独占配信)で、音楽ユニットOVER CHROMEのメンバー・有栖川真広を演じる。ちょうど毎週木曜よる10時放送のドラマ『愛の、がっこう。』(フジテレビ系)でも主題歌「Spiral feat.Yura」を担当しているが、俳優としてはどんなアーティスト役を演じてくれるのか?  男性俳優の演技を独自視点で分析する“イケメン・サーチャー”こと、コラムニスト・加賀谷健が、レイニ演じる有栖川真広役に期待を込めて解説する。

登場人物たちに寄り添う主題歌

 あざやかなネオンサインと手元を照らす間接照明がまろやかにきらめく夜の屋上、力強く魅力的な八分の六拍子が響きわたる。木村文乃主演ドラマ『愛の、がっこう。』第2話ラストの場面である。  その魅力的な八分の六拍子とは、同作主題歌「Spiral feat.Yura」である。主題歌は各話のクライマックス、ここぞという瞬間に画面上を彩る。「この曲を聴いてくれ」と言わんばかりに大音量で大げさに流されることもあれば、あくまで控えめに使われることもある。  この作品では完全に後者。登場人物たちの行く末を見守るようにそっと寄り添う主題歌がしめやかにかかる。この曲を歌うレイニによるボーカルフローが、八分の六拍子と見事にマッチしていて、久しぶりに心地いい主題歌を耳にした。

徳永英明の次男として知られているレイニ

 リズミカルなバックトラックに対するハイトーンボイスに定評があるレイニは、彼は徳永英明の次男として知られている。レイニという名前の由来は徳永が1986年にリリースした名曲「Rainy Blue」らしい。ONE OK ROCK Takaに憧れて16歳でアメリカ留学。2025年1月期放送の赤楚衛二主演ドラマ『相続探偵』主題歌でメジャーデビュー。  上述した『愛の、がっこう。』で再度ドラマ主題歌をYuraと声を重ねて担当。さらに期待高まる中で今度はどうくるかと思えば、主演の佐藤健が共同エグゼクティブプロデューサーを兼ねるNetflixドラマ『グラスハート』に出演するという。でもこれが初俳優仕事というわけではない。  相葉雅紀主演ドラマ『今日からヒットマン』(テレビ朝日系、2023年)第3話ではヒットマン役を演じ、木村拓哉主演映画『レジェンド&バタフライ』(2023年)では織田信長(木村拓哉)の世話をする戦国武将・長谷川橋介を演じて冒頭場面から出演した。どちらも端役ではあるため、レイニが俳優としてどんな特性があるのか、もう少し出番が多い作品で確認する必要がある。
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歌と演技を両立するNetflix ドラマ『グラスハート』
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