絶対やってはいけない“リンゴの食べ方” 。健康&美容メリットを3分で引き出すひと手間とは
1日1個のリンゴは医者を遠ざける。
リンゴの季節が到来しています。最近はスーパーの青果コーナーに行くと、聞いたことのない新しい品種のリンゴがずらりと並び、どれを買おうか悩んでしまうほど。
そうです、日本はリンゴ天国。さあみなさんは、リンゴをどのように食べていますか?
実は健康や美容のことを考えると、「どんなリンゴを選ぶか?」よりも、「リンゴをどう食べるか?」の方が重要だと言われるようになっています。
えっ、美容リンゴってどんなもの? そもそもリンゴって健康にどれほどいいの? と疑問を持っている人も多いでしょうから、今回は“リンゴの栄養を無駄なく摂取するためのカンタンコツ”を2つご紹介したいと思います。
結論から申し上げれば、リンゴの栄養をロスなく摂取するために最も大事なのは、皮ごと食べることです。
リンゴの皮に含まれる栄養成分を果肉と比べた場合、ポリフェノールが2倍、カルシウムは8倍、マグネシウムなどのミネラル類が7倍、鉄分は4倍以上となり、合計21倍の栄養をロスしてしまうと指摘されるほど。
「1日1個のリンゴは医者を遠ざける。」ということわざがありますが、その効力は皮ごと食べてこそ。食物繊維も皮と実の間に豊富に含まれています。またリンゴの赤い皮には、目の健康をサポートするアントシアニンも含まれています。
最近、アンチエイジングや病気予防に関する健康情報としてたびたび登場するキーワードが、「抗酸化力」。しわやたるみなどの老化や、がん、糖尿病、動脈硬化の原因にもなる活性酸素を抑制・除去する力のことで、リンゴの抗酸化力(プロシアニジンというポリフェノール)はビタミンCの59倍も含まれているのです。
リンゴの皮にはこの成分の約3~5割が含まれているため、皮をむいてしまうと抗酸化力は大幅に失われていることに。
リンゴがあまりにも定番すぎるせいなのか、他の果物に比べて美容効果が期待できないイメージがあるかもしません。しかしながらそれは大きな誤解。リンゴに含まれるポリフェノールには筋力アップ、ウルソール酸には肥満抑制作用があり、皮ごと食べることでダイエットにも適した果物として推奨されています。
リンゴは皮ごと食べないと、もったいない!
リンゴポリフェノールの抗酸化力は、ビタミンCの59倍
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