引っ越し前日、義父が私たちの荷物に「バケツで水を浴びせた」理由。「俺を悲しませて嬉しいか」ってどういうこと?
「孫が生きがいだったのに」その一言から始まった、義父の止まらない感情の崩壊……。
今回は、そんな修羅場を味わってしまった女性のエピソードをご紹介しましょう。

永田真希さん(仮名・31歳)は、夫の実家で義父と同居し、3人で暮らしていました。特に大きな衝突があったわけではありませんが、妊娠をきっかけに夫婦と子どもだけの生活へと舵を切る決断をすることに。
「妊娠5ヶ月になり落ち着いてきたし、今まで同居しながら貯めてきたお金で夫の通勤に便利な土地に引っ越して、子どもとの時間を増やしたいと思うようになったんです」
将来的に義父を支える気持ちは変わらない。けれどまずは、新しく生まれる命を中心に、自分たちの家庭の土台を築きたい。それは夫婦で何度も話し合って出した前向きな結論でした。
「義父とはたまに喧嘩もありましたし、合わない部分もありましたが、まぁまぁ円満に暮らしてきました」
だからこそ、別居を告げれば多少は寂しがるとしても、最終的には理解してくれるだろうと考えていたそう。
ですが夫婦の意思を伝えた瞬間、義父の表情はみるみる崩れ落ち、強い喪失感をむき出しにしました。

「『これから産まれてくる孫の世話をすることが生きがいになると思っていたのに……俺を悲しませることがそんなに嬉しいか?』と義父が泣きだしてしまって驚きました。慌てて私と夫で『いつでも孫に会いに来てくれていいし、孫を連れてこの家にもできるだけ遊びにくるから』とフォローしましたが、いじけてしまったまま機嫌は直りませんでしたね」
孫の誕生を“自分の生きがい”と表現し、それを奪われた被害者のように涙を流す。そこには祝福よりも「自分の居場所を失う不安」が色濃く感じられたそう。
その後、義父は被害者のような言葉を繰り返すようになり、話し合いは成り立たず、感情は次第に極端さを増していきました。
「義父は『自分は足手まといの邪魔者だから若いものだけで楽しく暮らせばいい』と言い、聞く耳を持たず塞ぎ込んでしまって」
慰めれば慰めるほど「ほらやっぱり俺は不要なんだ」と言わんばかりに殻に閉じこもってしまい、理性的で強い人だと思っていた義父の姿はそこにはもうなかったそう。
生まれてくる子どものために、義実家を出ようとしたら

※イメージです(以下、同じ)
泣いて崩れ落ちた義父、そのわけは

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