GWの過ごし方3:念入りに掃除。ついでに汚れにくい部屋づくり
物を減らしたら、掃除も念入りにしたいですよね。時間がたっぷりあるのだから、ついでに掃除頻度が少なくてすむ暮らしに変身させられないものでしょうか。
写真はイメージです
家事代行サービス「タスカジ」の有名ハウスキーパーで整理収納アドバイザーのSHOKOさんが、ズボラさん向けの“なるべく部屋が汚れない仕組みづくり”を解説します! 床や壁にほこり・汚れを溜めない仕組みはどうやって作るのでしょう?
(1)布を減らして、ほこりやニオイを防ぐ
掃除機をかけても、いつの間にか部屋が埃だらけ。うっすらと積もった白い埃の膜も、放置すればするほど、分厚くなっていきます。「ほこりの量を減らすには、部屋にある布の量と素材を意識することが大切」とSHOKOさんは言います。
例えば、カーテンや布団、クッションと言った生活に欠かせないアイテムの場合は、綿などのさらりとした触感の素材をチョイスするだけで、ほこりが立ちにくくなるのだとか。問題は女性の部屋や子供がいる家に多い、ぬいぐるみやふわふわした触感のクッションたち。
「ふわふわしているものは、ほこりが立ちやすいだけでなく、ごみがつきやすいんです。なるべく部屋から減らしたほうがいいでしょう。また、ラグも毛足の長いものだと、そこにほこりが絡みついてしまいます。掃除をキチンとしていなければ、ほこりを集めたモップの上で生活しているようなものなのです! ラグを敷くならサラッとした素材を選ぶといいと思います。
また、生活臭は布につきますから、布を減らすことはニオイ防止にもなります」(SHOKOさん、以下同)
(2)家具は壁にピッタリつけるか、掃除機が入る間を開ける
もうひとつ気になるのが、家具と家具のすき間にたまるほこりたち。これらにはどのような対策が有効なのでしょうか。
「掃除をしないのなら、もうすき間ができないように家具をぴったりとはりつけましょう。逆にちゃんと掃除をするなら、最初から掃除機が入るだけのすき間をつくって設置します」
こういう半端なすき間は、必ずほこりが溜まる。上に物を積むのもNG
また、カウンターキッチンとダイニングテーブルなどは、家具をくっつけない方がオススメと言います。
「カウンターキッチンとダイニングテーブルをつけると、
テーブル上にL字の角ができます。そこに自然といろんなモノがたまって、部屋がどんどんごちゃつく原因になるんです。掃除のために加え、机の上をモノ置き場にしないためにも、ダイニングテーブルは壁からはなしましょう」
(3)掃除機はコードレスにする
ロボット掃除機を選べば、部屋が自動的にきれいになる! と思っている人もいるかもしれません。筆者もかつてはそうでした。でも、床が散らかっていると、ロボット掃除機を買っても、モノにぶつかって同じ場所ばかりをグルグル。片づけないことにはきれいにはしてくれません。
では、どんな掃除機を選べば、ホコリがたまる前に掃除する気が起きるのでしょうか。
おしゃれなコードレス掃除機の例(左からパナソニック 、プラスマイナスゼロ、アイリスオーヤマ)
「サッと取り出せて使えるコードレス掃除機が断然おすすめです。おしゃれでインテリア性の高いものを選べば、断然掃除へのモチベーションもアップ。リビングなど生活空間に立てておいて、気づいたときにサッと掃除できるようにするといいですよ」
確かに、押し入れから掃除機を出してコードを刺して…という手間がなければ、めんどくさい度はグッと下がりますね。
【参考記事】⇒
掃除がキライなら…“なるべく部屋が汚れない”仕組みを作るコツ