また、同じ短期留学生同士の交流も忘れられない思い出に。現地には日本人留学生も大勢いたそうですが、なるべくほかの国の留学生とコミュニケーションを取るようにしていたそうです。
「グループレッスンで一緒だった台湾の女のコと仲良くなって、台湾人男女のグループになぜか私が混ざっていました(笑)。レッスンが休みの日にはみんなでビーチに行ってマリンスポーツをしたり、市内観光に出かけたのはいい思い出です」

セブ島・市内
しかも、今の彼氏は留学中に仲良くなった台湾人男性。コロナの収束時期次第だそうですが、「早ければ来年中の結婚中を考えています」と菜摘さん。
「相手が外国人だと知って、最初はあまりいい顔をしてなかったお父さんも今は認めてくれています。人生を変えるきっかけになればと留学しましたが、今の自分があるのはそのおかげ。
留学先で結婚相手をゲットした形になってしまい、自分が思い描いた未来予想図とは違いましたけどね(笑)」
結果がどうであれ、留学がきっかけとなって幸せをつかもうとしているのは事実。自分を変えたいという彼女の思いが新たな人生を切り開いたのかもしれませんね。
―シリーズ「
人生の転機で変わったもの、変わらなかったもの」―
<文/トシタカマサ>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】トシタカマサ
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。