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『中学聖日記』再放送で純愛に涙。原作マンガでさらにどっぷりハマる

「特別編」として再放送されているTBS系ドラマ『中学聖日記』が、本日6月10日で最終回を迎える。2018年の本放送で毎週もんどりうっていたファンも、聖と晶の純愛の結末に、再び涙することだろう。
(画像:「中学聖日記」TBS公式サイトより)

(画像:「中学聖日記」TBS公式サイトより)

 また、本放送中は4巻までしか刊行されていなかった原作漫画『中学聖日記』の6巻が5月に発売され、当時とは違った視点でドラマを楽しんだ人もいるはずだ。  今回は、再放送からファンになった方や、原作はまだ未読の方に「漫画『中学聖日記』を10倍楽しむ方法」をご紹介したい。

田舎町に赴任した新米教師と男子生徒のもどかしく切実なラブストーリー

かわかみじゅんこ「中学聖日記 1」 (フィールコミックス)祥伝社

かわかみじゅんこ「中学聖日記 1」 (フィールコミックス)祥伝社

 かわかみじゅんこによる漫画『中学聖日記』は、2013年から「FEEL YOUNG」にて連載開始。小さな田舎町の中学校に赴任した新米教師・末永聖と、男子生徒・黒岩晶のもどかしく切実なラブストーリーが話題となった。  柔らかく美しいタッチの絵、繊細でヒリヒリするような心理描写、絶妙な会話の間(ま)。視点を入れ替えて語る手法により、登場人物たちの戸惑いや不安が直接伝わり、読者はそのキャラの心境によりのめり込んでいく。  また、いきいきとした脇役たちや、小さな描き文字の面白さもこの漫画の魅力のひとつだ。 「特別編」によって「中学聖熱」が再燃した今こそ、原作をより楽しく読むためのポイントを挙げていこう。

漫画『中学聖日記』を10倍楽しむ方法 その1「ドラマ版の晶と原作版の晶を味わう!」

 自分の気持ちを持て余しジタバタしてしまう晶を、新人・岡田健史が好演した。岡田演じるドラマ版の晶は、背が高くゴツゴツとした男らしい見た目と幼く繊細な内面のアンバランスさが魅力だ。
かわかみじゅんこ「中学聖日記 3」 (フィールコミックス)祥伝社

かわかみじゅんこ「中学聖日記 3」 (フィールコミックス)祥伝社

 一方、原作の晶は丸顔で細身の少年であり、暴走しながらも意外と冷静で、俯瞰することさえある。まっすぐで実直な発言をして、読者の母性本能をダイレクトにくすぐってくる(しかし、すぐ聖を平手打ちしようとする癖はどうにかした方がいいと思う)。  ドラマと原作両方知ることで、男っぽい晶と少年らしい晶2人からの「ぼく、先生のこと好きになっちゃいました」を味わえるのだ。

漫画『中学聖日記』を10倍楽しむ方法 その2「原口のおせっかいに期待!」

 最新刊では、聖の元婚約者・勝太郎の上司原口の高校時代のエピソードが描かれ、原口が聖や晶に執着する理由が明かされる。  吉田羊演じる原口は、気高くそして可愛らしい女性だが(『もののけ姫』のエボシ御前を彷彿させる)、原作の彼女もクールに見えて実は誰よりも情熱的でお人好しだ。  ドラマ同様、原口のファインプレーのおかげで、聖と晶は再会を果たす。わかりにくい例えで恐縮だが、空港へ急ぐ主人公の元に颯爽とハーレーで現れ、「乗んな!」と言ってくれる頼もしい元彼みたいな存在である。  彼女の素敵なおせっかいは、原作でもみどころとなっているので、是非吉田羊の声をあてて読んでいただきたい。
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どうにもならない、もどかしい2人の気持ち
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