簡単、時短で太らない。サバを使った#金森式ダイエットのレシピ公開
これまで太ると思われていた“脂”が実は、ダイエットの鍵を握っていた――。新刊『運動ゼロ空腹ゼロでもみるみる痩せる ガチ速“脂”ダイエット』では、わずか2か月で驚異の30kg減を果たしたエピソードとその手法を明かした実業家の金森重樹氏。
すでにツイッターでは#金森式として、多くのフォロワーが糖質を徹底的にカットし、脂質を摂る食生活=断糖高脂質食で、ダイエットに励んでいます。
米やパンなどの炭水化物を控えるダイエットはメジャーですが、「脂質を多く摂る」ことに関しては、いまいちイメージがつかめない人も多いのではないでしょうか。
「始めたばかりの人からは『なにを食べたらいいですか?』という質問がよく来ます。断糖高脂質食の食材は、実はシンプル。脂に肉、魚、そして卵が主です。肉は、牛肉または豚肉、馬肉、鹿肉、羊肉をメインに。鶏肉はオメガ6という炎症を引き起こす物質が含まれているので、控えましょう。また、基本的に加工品はNGです。自然のものを塩味でシンプルにいただくイメージです」
とはいえ、お肉やお魚がメインになるとどうしても心配なのが食費。ダイエットのためとはいえ、あまりに食費がかさんでしまったら、モチベーションも下がってしまいそう……。
「確かに和牛ステーキを毎日食べ続けるのは、現実的ではありませんね。そういった意味でオススメなのはサバ缶。1缶200円以内で買えて手頃、なおかつ調理もしやすいので、たくさんのフォロワーさんが手にしていますよ」
サバ缶には、オメガ3脂肪酸であるDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(イコサペンタエン酸)という良質な脂が豊富に含まれています。金森さんは新型コロナ禍で葉山に疎開していたそうなのですが、その時期はサバ缶を買い溜めして主食にしていたそうです。
安くて、断糖高脂質がはかどるサバ缶。これを使ったレシピを紹介しましょう。まずはこちら。
レシピ1)フライパン要らずで、すぐできる!サバグラタン
(材料)1食分
サバ缶 ……1缶
ナチュラルチーズ……50g
塩…適量
(作り方)
1)サバ缶は汁を切って、食べやすい大きさに切る。必要があれば塩で味を整える。
2)グラタン皿に盛って、ナチュラルチーズをかけたら、トースターで10分ほどチーズに焼き色がつくまで焼く。
(1食あたり糖質0.6g カロリー385kcal)
「サバ缶も無添加の水煮を推奨します。増粘剤やアミノ酸などの食品添加物が入っていないものを選んでください。またチーズも乳化剤の入っていないナチュラルチーズを選んでくださいね」(金森さん)
レシピ2)サバの旨味とふんわり卵のやさしい味わいのサバスープ
(材料)2人分
サバ水煮缶…1缶
しいたけ…4枚
水… 500ml
卵…1個
塩…適量
(作り方)
1)鍋に水を入れて沸かす。しいたけは石づきを取り、薄切りに。卵は溶いておく。
2)しいたけ、サバ水煮缶を鍋に入れる。一煮立ちさせたら、卵をふわっと回し入れる。
材料を切って煮るだけのシンプルスープ。サバの生臭さが苦手な人も加熱をしたスープなら食べやすいはず。簡単で栄養も満点、カラダも温まるので風邪気味のときにもオススメです。サバ缶の汁には脂や栄養素がたくさん含まれていますし、骨まで丸ごと食べられるのが嬉しいですね。
「断糖高脂質」と聞くと何を食べていいか戸惑うかはよく分かりますが、工夫すれば楽しいダイエット生活を送ることはできます。『運動ゼロ空腹ゼロでもみるみる痩せる ガチ速“脂”ダイエット』ではサバ以外にも肉や牛脂、スイーツまでレシピをフルカラーで掲載しています。本気でダイエットに取り組みたい人は参考にしてみてくださいね。
<取材・文/アケミン>
#金森式、一体なにを食べたらいいの?

簡単、時短で太らない。究極のサバ缶レシピ
アケミン
週刊SPA!をはじめエンタメからビジネスまで執筆。Twitter :@AkeMin_desu