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猫好きを装い、虐待するために引き取る「里親詐欺」。命を守る方法は?

 動物好きを装い、虐待目的で猫を引き取る――そんな「里親詐欺事件」が、近ごろ増加中。コロナ禍の影響もあるのか、中には保護団体を装い、金銭目的で里親を探す譲渡主も増えてきています。
猫

写真はイメージです(以下同じ)

 そこで今回は、保護団体や保護猫カフェの元スタッフなどに里親詐欺の実態を取材。命を守れる対策法を一緒に考えていきましょう。

里親募集掲示板やSNSでの手口

 今回、特に多く寄せられたのがジモティーのような無料掲示板で、里親詐欺に遭ったor遭いそうになったという報告。掲示板での詐欺事件では「惹かれる好条件を提示されたけれど、嘘だった」「保護団体やボランティアだと偽り、一時保護や引き取りを希望してきた」というケースが目立ちました。 ネット掲示板 そして、里親詐欺が起こる危険性が高いといわれているSNSでの譲渡では、「複数のアカウントを作って多重応募をし、そのことを指摘した途端に連絡がつかなくなった」という経験談をした方が多かったよう。  顔の見えない相手に“命”を託すには、相手の素性を知り、語られる情報が正しいのか入念にチェックする必要があります。

猫を虐待したい息子のため、両親が譲渡希望してきた

 里親詐欺は掲示板やSNSのみならず、「リアル」な場でも起こります。譲渡会に堂々と現れたり、保護団体に接触したりする詐欺師も少なくありません。  実際に、保護活動をしている田中さん(仮名)によれば、単身者への譲渡を警戒する気持ちを逆手に取り、夫婦や家族を装って猫を譲り受けようとする詐欺師が増えているそう。「私自身、偽装夫婦に遭遇しましたし、知人は遠い親戚や知人宅を自宅と偽ってトライアル先に指定し、譲渡後に音信不通になったことがありました。また、虐待目的の息子に猫を渡すため、両親が譲渡希望してきたケースもあったそうです」
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面談の途中で猫をさらって逃げられたケースも
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