秋の味覚「さんま」が効く? 今年の抜け毛対策にはこれ!

ただでさえ、秋は抜け毛が増えるのに、今年はコロナの影響でダブルパンチ! ですね。では、そんな今年の秋をどう乗りきればよいのでしょうか?
①秋の味覚を楽しみながら「良質なタンパク質」で栄養摂取を
髪によいとされる食材は、良質なタンパク質を豊富に含む
「魚介類、豆類、海藻類、野菜類、ナッツ類、キノコ類、いも類」の7種類。これらの食材を意識することで、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、炭水化物をまんべんなくとることができるそう。
これら7種類に該当する秋の味覚は、ビタミンA、D、E、ビタミンB2、カルシウム、鉄分などを含む
「さんま」、ビタミンB群やビタミンC、Eを多く含む
「さつまいも」など。また、ビタミンB1、B2、B6などが豊富に含まれている
「まつたけ」、ビタミンB群が多く含まれ、美髪だけでなく美肌にも効果的な
「落花生」もGood。
②自粛の中でも、1日6時間睡眠での朝型生活&適度な運動を
ずっと家にいると夜更かしすることが多くなるが、髪のためには規則正しい生活を送ることが大切。目安は、1日6時間以上の十分な睡眠をとってちゃんと朝早く起きること。髪は寝ている22時~2時頃に分泌される成長ホルモンによって成長する。夜更かしをして睡眠時間がずれると、髪の成長を妨げてしまう可能性も。
また、ウォーキングなどの適度な運動は、血流改善に大いに有効。座りっぱなしが続いたときは、無理のない範囲でウォーキングやランニングなど軽い運動を行うのも効果的。
③頭皮環境は清潔に
自宅にこもっているために洗髪の回数が減る人、逆に夏場の頭皮のニオイが気になって、洗髪の回数を増やす人も。でも正しいシャンプーを使って、毎日1回髪を洗うだけで、コロナ抜け毛は防げる(個人差あり。季節によっても変わる)。
家にいても、皮脂が詰まったり頭皮が汚れたりするため、その日の汚れは夜に落として頭皮環境を整える。逆に、1日に何回も洗いすぎると、保湿成分の皮脂を取ってしまい過剰分泌のサイクルに陥るケースも。頭皮のニオイが気になる、といっても油分が少し気になるだけで、病的なニオイの人はほとんどいないはずなので、
激しい運動をしなければ1日1回、夜だけ洗髪する。
髪のタオル巻きはNG?「薄毛」「抜け毛」を防ぐ方法を教えて!
続いて、薄毛や抜け毛を防ぐ正しいヘアケア方法を紹介します。
◆薄毛や抜け毛を防ぐ、正しいシャンプーの方法
シャンプーのタイミングは、夜寝る前に1回がベスト。
シャンプーをする前にロングヘア―は2分、ショートヘアは1分すすぐことが大事で、これで汚れの8割を落とすことができる。髪につけてしっかりと泡立てようとすると、髪や頭皮を傷めてしまうこともあるため、
事前に泡立てたシャンプーを頭につける。また、濡れている髪が一番傷みやすく、抜け毛の原因となるため髪を強く絞り過ぎないこと。
◆髪を傷めない、正しいドライヤーの使い方
髪から「
こぶし2個分」離し、絶対に髪の毛先から乾かさず、頭皮にしっかり風が当たるように乾かすことが大事。雑菌が繁殖して臭い・抜け毛の原因になるため、
シャンプー後の髪のタオル巻きはNG。過度な乾燥を避けるために、温風で8割ほど乾かしたら、冷風で仕上げる。
◆血行を良くする、正しい頭皮マッサージの仕方
頭皮マッサージには頭皮の血行をよくするだけではなく、副交感神経を刺激してリラックス効果を高める作用も。交感神経が優位になると「FAGA(女性男性型脱毛症)」を進行させる男性ホルモンの1種DHT(ジヒドロテストステロン)が分泌されることがわかっているので、頭皮マッサージによるリラクゼーションで薄毛予防の効果も期待できる。
マッサージは、頭皮が濡れた状態ではダメージを与える場合があるため、
シャンプー前の乾いた状態で行う。両手を使い、
首の後ろ側から頭頂部→耳の上から頭頂部→こめかみから頭頂部の順で、頭皮全体を10本の指の腹全体で押さえ、もむような感じでマッサージする。「痛い!」と思う強さではしない。強くこすったり爪を立てたりするのもNG。
◆抜け毛が気になるときは無理に洗わない方がいい?
「洗わなければ抜け毛を減らせる」と思い込んでいる人が多いものの、3日間洗わなければ3日後に3倍の髪の毛が抜けるだけ。洗髪不足は細菌の増加を招き、頭皮が不潔になって髪のダメージに繋がるため、むしろ
毎日1回洗う方が抜け毛対策になる。