しかしその後4月、コロナ禍の影響で帰国せざるを得なくなった彼と、感動の再開を果たすも悲劇が……。
「分かってたことなんですが、彼は日本にいたらタダのニートだったってことです。ニートはニートでも家事や気遣い等ができて、役に立ってくれるニートならまだ良かったんですけど、なんの役にも立たないニートだったんです……!
しかも足が死ぬほど臭くて、常に角質がボロボロ落ちるんですよ。いるだけで部屋は汚れるし、働こうともしないし、しかも500万円もの借金があることまで発覚するし」
彼は実家が地方なので、家が見つかるまで数週間、東京の家に住まわせてあげたという優子さんですが、掃除も料理もできない、食器すら洗えない、しかもお金がないから一緒に外食もできない彼に、ドンドン気持ちが冷めていったそうです。足は体質なのでしょうがないとは思いますが、自分で掃除してほしいところですね。

写真はイメージです
「そんな中、彼は“出会ったのが去年のクリスマスあたりだから今年のクリスマスに結婚しよう”とまさかのプロポーズ!
借金を肩代わりさせられるんじゃないかと怖くなりましたね……。将来のことを考えられないどころか、一緒にいるだけでストレスを感じるようになって、再会して2ヶ月あまりでギブアップしました」
彼には、不労所得を得るために、ウェブサイトを作ってマネタイズをしていくという野望があったようですが、さすがにアラフォーの彼女にそれを信じ、待つ気力はなかったようです。
「けど、彼と付き合って良かったこともあるんです。お金がないから、料理をしなくちゃいけないので、料理が上手くなったこと。後は“元彼がニート”と言うと、大抵の男性が“俺の方が上だ!”と思うからか、ちょっとモテるようになったことですね(笑)」
ニートと付き合ってもプラスになることってあるんですね。

彼からの唯一のプレゼント、百均のシャモジ
優子さんは彼からもらった唯一のプレゼントである、百均のつぶつぶしゃもじ片手に、今も続く自粛生活でさらに料理の腕を上げているようです。
“元彼がニート”で“料理上手”の彼女なら、すぐに次の彼氏ができることでしょう。そう願ってやみません!
―恋愛・結婚“私の失敗”―
<文/女子SPA!編集部>
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