「Kが押し掛けてきそうで怖いから、友達にかくまってもらう事にしました。その間にも電話やLINEがジャンジャンきて恐ろしかったです。ブロックしましたが」
そして、次の日に莉緒さんの仕事先のフラワーショップにKさんが現れたそうで…。
「何食わぬ顔で花を買っていって、それはそれで不気味でした。暴力を振るわれるよりマシですが」
それからも3~4日に1度、お店に現れるKさん。
「何かされたらすぐに警察に行こうと思っていますが、ただ花を買って帰るだけなので。ですがKがお店に来るだけで、圧力をかけられているような感じでストレスなんです」
「きっとKは、また私が嫌がる姿を見て内心喜んでいるんだと思います」とため息をつく莉緒さんなのでした。
続いては、彼女が嫌がることを何度も繰り返しては優しく謝る彼氏の場合です。
柏崎愛菜さん(仮名・27歳・派遣社員)は、昨年合コンで知り合ったNさん(32歳・不動産業)とお付き合いをしていました。
「まぁ、ほんの3ヶ月で別れてしまいましたが…。Nはチュートリアル徳井さん似のイケメンで、付き合い始めた時は嬉しくてかなり舞い上がっちゃいましたね。周りの人達にも羨ましがられましたし」
ですが、付き合い始めてすぐに彼の行動に疑問を抱くようになった愛菜さん。
「なぜかNが、ベランダで洗濯物を干していた私を閉め出したんですよ。30分位、窓を叩いても『開けて!』と頼んでも、ニヤニヤこっちを見てるだけで開けてくれなくて」
しかもその日は真夏日で、愛菜さんは汗だくになってしまい喉はカラカラです。