猫の保護団体を名乗る詐欺? びしょ濡れの子猫を“譲渡”された女性が告発
SNS上で情報を求めることに
また、今回の件を伝えると、自分が預けた猫は本当に無事なのかと、安否を気にする人もいたようです。
金銭をもらって猫を引き取り、その猫を別の人に売る――そんな手口が透けて見える今回の件は悪質で、手慣れた印象です。2019年5月には、大阪府吹田市で保護団体を名乗る男性が、似た手口で提訴されて損害賠償請求を命じられています。この男性は、7万円もらって猫7匹を引き取ったのに、里親を探す意思はなく、猫は行方知れずになってしまったのです。
恐怖を感じつつも、順子さんがここまで赤裸々に語ってくれたのは、同じ思いをする人が現れてほしくないから。
「撲滅とはいかないまでも減って欲しいんです。だから、たくさんの人に知っていただきたい」
これ以上、悲しい命を増やさないために
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291


