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かまいたち山内も10キロ痩せた、脂を食べる「#金森式」ダイエット

 正月太りが戻らない。でも、運動は嫌だ、なんて方も多いですよね。なんでも世の中には食べて痩せられるダイエットがあるらしい……。「脂で痩せる」という、従来のダイエットの概念を覆す方法で、2か月で32㎏の減量に成功したのは作家の金森重樹氏だ。  彼がTwitterで発信するメソッドは「#金森式」と呼ばれ、お笑い芸人・かまいたちの山内健司氏も実践し、2か月で10㎏の減量を果たした。脂で痩せる仕組みとは何か。実践する際のポイントとともに聞いた。

ダイエットの敵は“脂”じゃない。脂を食べて糖質を断つ方法

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2か月で32㎏の減量に成功した金森重樹氏

「守るべきことはシンプルで、穀類から調味料まで糖質をとにかく排除し、良質の脂を摂取し続けること。すると、体のエネルギー源が糖質から脂質へと切り替わるんです。  摂った脂質が蓄えられた脂肪とともに燃え、一気に痩せられます。勘違いしないよう注意してほしいのは、食べるのは“肉”ではなく“脂”ですよ」(金森氏)  流行している「糖質制限」とは異なり、脂質を摂ることが大切な金森式。食生活を一気に変えるのはなかなか難しそうだが……。 「確かに、平均的な現代人は一日で400gも糖質を摂取しているほどの“糖質中毒”。  慣れるまで大変かもしれませんが、しっかり取り組めば、ひと月で体重の大幅減を目指せますので頑張ってみてください」

一日1.5食を推奨する理由

 また、金森式脂ダイエットでは、一日1.5食を推奨している。 「良質の脂を摂取し続けることが肝とはいえ、人間の体をつくるのに必要なタンパク質は欠かせませんので、1食でしっかり摂りましょう。その後、次のタンパク質の摂取は、24時間以上空くのが望ましいですね。  これを、間欠的断食といいます。同一の分量を食べる場合、タンパク質の摂取は3回に分けるより、1回にまとめたほうが、脂肪の分解を抑制するインスリンもだらだらと分泌されず、脂肪は消費されていく(=痩せていく)ことがアメリカの論文で明らかにされています。  つまり、インスリンをできるだけ出さない食事がダイエットの鍵です」
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F(ファット)が脂質、P(プロテイン)がタンパク質、C(カーボン)が炭水化物。脂肪の分解を抑制する働きがあるインスリンが多く出る食事は避けるべし

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金森氏が食べているメニューとは?
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