さらに玲奈さん自身も仕事が忙しくなり、家事まではなかなか手が回らなくなってきました。そこで玲奈さんが見つけたのは家事代行のサービスでした。
「テレビで家事代行の番組をやっているのを見て、料金も3時間5000円前後とそこまで高額じゃなかったので、これは良いかもと思ったんです。さっそく、彼に家事代行を頼みたいんだけれど……と相談したら、『別にいいけれど……家事もしない玲奈に存在価値はないよ?』信じられない言葉が。
確かにここ数年は『女捨ててる』とか『オバサン』呼ばわりされていましたが、彼にとってもはや私は家政婦同然だったんです。さすがに殺意が沸いてきましたね……」
彼女のことを「オバサン」や「家政婦」扱いするのはもはやモラハラの域だと思いますが、玲奈さん自身は「ムカつくけれど彼の事はまだ好きだし、経済的な面を考えると別れられない」といいます。
同棲カップルにおいて家事の問題はさまざまだと思いますが、さすがに家政婦呼ばわりされるのは考えもの。玲奈さんが良いのであれば何も言えませんが、その彼氏には一度痛い目を見てほしいものですね。
<取材・文/結城>
結城
男女観察ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:
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