ハイスペ男性は意外にも「褒められることに飢えている」そうです。
「ハイスペ男性の中には、離婚を経験している人も珍しくありません。外ではモテモテなのに、家庭では妻に『使えない』『ポンコツ』などと散々おとしめられて、耐えきれずに離婚を選択――そんなケースが多々あるのです。
仕事では褒められず、私生活でもけなされる彼らの心は傷ついています。結婚歴がない独身ハイスペ男性も、仕事ができて当然という扱いを受けてきています。前項とつながりますが、会話を成立させて、相手の本質に向き合ったうえで褒めてください。
若い女性の感情が込もっていない『すごーい!』ではなく、仕事を続けてきた40歳以上の女性であれば『すごいね。頑張ってきたんだね』と、本心に寄り添うねぎらいの言葉をかけられるはずです。その言葉が彼らにとって唯一の癒やしとなり、結婚したい女性だと意識されるようになるのです」
たしかに、と筆者は頷きました。コロナ禍前に、夫と夫の知人である独身ハイスペ男性と3人で食事をしたときのこと。彼がおもてなし上手だったので、「いい男だね」「独身なんてもったいない」「素敵男子ね」と褒め言葉を連発したら、「今までの人生でこんなに褒められたことはない!」と、満面の笑みで帰って行ったのです。「褒められ慣れていないのね?」と聞くと、首を大きく縦に振っていました。
「ただし、ハイスペ男性はコミュニケーション能力に長けていて本音を感じ取る力に秀でています。
好かれるために顔色をうかがい、小さなウソをついて自分を偽る女性には違和感を抱くことも覚えておいてください」
さて、今回のおさらいです。ハイスペ男子にモテる40歳以上女性の共通点は、
「
共通点① 会話が成立したうえで、自分の本質に向き合ってくれる」
「
共通点② 本心から出てきた褒め言葉を口にできる」
でした。しかし「この2つだけでいいのでしょうか?」と聞くと、あいさんは「まだまだあります」と言います。その詳細とは? 次回に続きます。
―“ハイスペ男性”の生態を知る vol.1―
<ハイスペ男子総合研究所 取材・文/内埜さくら>