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「今は結婚する気ない」と彼氏が一蹴。“都合の良い女性”は婚活で苦労する

応じたくないデートプランは断ってよし

 優美さんの恋愛はいつも同じ。とにかく我慢して相手に合わせて、察してくれない男性といるのが辛くなり関係解消。自分の気持ちは話さないと伝わらないのに「わがままじゃないか」「嫌われないか」と怖がって言いません。  結婚相談所でオンラインお見合いをした男性から、2回目のデートでドライブに誘われたことがありました。2回目でドライブは怖いと思ったのに、断っていいのか我慢して行くべきかを相談されました。 ドライブ「よく知らない方の車に乗っても緊張するので、公園とか商店街散歩とか代案を出しましょう」 「ドライブが趣味って話したのに、断っていいんですか? ドライブ楽しそうですねって言っちゃったんです」 「またそこで空気を読んじゃったのですね。ではこんな文面を送ったらどうでしょうか?」 『お誘いありがとうございます!ただ、よく知らない方の車に乗るのに抵抗があるので、公園で散歩しながらお話しませんか? ドライブはまた来月あたりいかがでしょうか?』  彼に代案を伝えたところ、「配慮不足でごめんね。公園にしましょう」とすんなり受け入れてくれたそうです。 「今までなら我慢してドライブに行って、結果趣味が合わないって諦めていました。自分の気持って伝えてもいいんですね」  公園デートでは「柔軟性あるし謝ってくれるし、話しやすいいい人かも」と彼の新たな一面を知れて、楽しめたようです。

結婚の意志をはっきり伝える

 ドライブ好きの男性とはその後デートを重ねました。優美さんの元彼達と比較すると、ぐいぐい来るタイプではなかったそうで、手をつないだのも優美さんからでした。でも、自分の気持ちを臆せず伝えられ、居心地が良かったと言います。告白された時も、結婚の意志をはっきり伝えたそう。 「私は子どもも欲しいし、付き合うなら次の誕生日までには結婚したいと思ってる。結婚時期はいつ頃で考えてる?」 「なら、できるだけ早めにしよう」とあっさり快諾されたのでした。 「プロポーズは箱からパカっと指輪が出て『結婚してください』って男性から言われて応じるものだと思い込んでました。待ってたらダメですね」優美さんは振り返ります。  何でもかんでも相手に合わせても、良いことは一つもありません。むしろ、その関係で結婚したら、何十年と我慢をし続ける人生になるのです。そのことに気づけてよかったと優美さんは言います。今は、結婚に向けて準備中です。 ※個人が特定されないよう一部脚色してあります。 <取材・文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt
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