コロナでゴキブリ大増殖。タワマン上層階にも出現している理由
欧米ではネズミ急増でパニックに!
コロナ禍で、海外ではゴキブリよりもネズミの増加が社会問題化している。英『インディペンデント』は「コロナ禍で人通りの減ったマドリードの街で、ネズミが人口をしのぐ900万匹まで増殖」(2月10日付)と伝えた。
またCNNも、「空き家が増えたロンドン中心部の商業地区から、生ごみの増えた住宅にネズミが大移動」(2月4日付)と報じた。
英国害虫駆除協会によると、11月のロンドン市内のネズミの数は、前年同月比で78%も増えたという。アメリカやドイツ、ブラジルでも同様の現象が報じられており、ネズミの増加は世界的なトレンドになっているようだ。
一方、日本も他人事ではない。東京大学の研究者も参加した査読前論文「Rats and the COVID-19 pandemic」によると、昨年の緊急事態宣言発令後の1か月間で、東京都内のネズミの目撃事例が24%増加したという。2度目の緊急事態宣言の真っただ中にある関東ではさらに増えているかも!?
<取材・文/奥窪優木>


