遠慮しようかと思いましたが、あまりのだるさにNくんに甘えようと決め「ありがとう!ごめんね。副反応がキツいのは若い人だけだと思い込んでいたから」と返したE理さん。
「すると『E理さんはまだ若いじゃないですか』なんて言われて照れてしまいましたね」
住所を教えると、3時間後に「今、玄関に差し入れかけておきました。冷えピタがなかなか売っていなくて何軒か薬局をはしごしていたので、遅くなってしまいごめんなさい。子供用のヤツですが、やっと買えてよかったです」とLINEがきました。
「冷えピタの他にスポーツドリンクと、冷凍パスタや、そのまま火にかければ食べられる鍋焼きうどん、サンドイッチやプリンやヨーグルトなどいっぱい入っていたんですよ」
汁物が欲しくなり、鍋焼きうどんを食べてみると、その美味しさとNくんの優しさが身に染みて涙が出そうになりました。
「冷えピタも本当に有り難かったです。熱を持った腕がスーッとして」
ひんやり気持ちよく、良く寝ることができたE理さん。

「土日ゆっくり休んで、月曜日にはすっかり体調が良くなりました。そしてNくんにお礼のLINEをすると、電話がかかってきて…」
「ずっと考えていたんだけど、E理さんをなんか一人にしておけない。付き合って欲しい」と告白をされたそう。
「ビックリしましたが嬉しかったですね。Nくんは私のことをもっとしっかり者だと思っていたみたいで…意外と頼りない私の姿を見てなんとかしなきゃと思ったみたいです(笑)」
そして2人はお付き合いを始めたそう。
「コロナ禍をずっと一人で過ごしてきましたが、誰かが近くにいるって本当に心強いですね。後は、はやく2回目のワクチンの予約が取れるといいのですが」
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<文&イラスト/鈴木詩子>
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漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:
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