余興が始まり盛り上がる会場の様子(写真は優斗さん提供)
「本番はかなり緊張していました。でも見ている人がかなり盛り上げてくれて。僕も歌っているうちに緊張がほぐれて、気持ちを込めて歌えました。サビ前は『いよいよくるぞ!絶対喜んでくれる!』と気持ちも高まっていました」
サビにはいるともっと会場が盛り上がると期待していた優斗さん。ところが実際は全く違っていたようで…。
「僕らは『“ユキ”は僕の全てさ~』”と歌いました。でもそのフレーズを歌ったあと会場がざわざわし始めて、見ている人も新郎新婦の顔も曇っていて。1番を歌い終わった後は気のせいかなと思ってそこまで気にしてなかったんですけど、そのフレーズを歌うたびにどんどん会場の雰囲気が不穏な感じになっていって」
その原因は名前にありました。
「『何でなんだろう』と歌いながら考えているうちに気づいたんです。新婦さんの名前は“ユミコ”さんだったんです。だから僕らは”ユミ”と歌わなければいけなかったのに、ずっと違う女の人の名前を言っていて…。」
まさかの大失態を優斗さんは申し訳なさそうに話します。