
チョイスしたのは、お煮しめ、伊達巻、黒豆、長呂儀、一口鰊昆布巻、つぶつぶ栗きんとん、栗甘露煮、なます、味付け数の子、御蒲鉾紅白(鯛入り)の10種。合計1080円
悩んだ結果、私は次の10種類を“スタンダードおせち”として厳選してみました。
お煮しめ、伊達巻、黒豆、長呂儀、一口鰊昆布巻、つぶつぶ栗きんとん、栗甘露煮、なます、味付け数の子、御蒲鉾紅白(鯛入り)。
10種なので、合計金額は1080円です。大きな平皿に盛り付けてみましたが、飾りは100円ショップなどで調達してもよいですし、生花を添えても素敵。お正月用の食器を使わなくても十分おせち料理らしくなりますから、固定概念にとらわれすぎず、気軽に並べてみるのがオススメです。
料理を作らない分、子どもや友人達と一緒に盛り付けることにも余裕が生まれそうです。

追加で3品選ぶなら、ふぐ蒲、味付けごぼう、田作り。セリアで購入した小さめのガラス器にタテに盛り付けてみました
先程の10品に追加をするならば、食感の違いを楽しめるアイテムがオススメ。ふぐ蒲、味付けごぼう、田作りをセリアで購入した小さめのガラス器にタテに盛り付けてみました。
例えば「田作り」は王道ですが、お正月ならでは味。じっくり濃厚な味を噛みしめることができます。また、蒲鉾類はなるとも合わせると7種類もありますから、複数種類を並べてみると豪華な盛り付けになるでしょう。
おせち料理を気軽に気軽に楽しめる100円おせち。おせちの食文化を大切にしながらも、少数世帯などさまざまな人々がおせちを味わえる機会を与えてくれていることに、とにかく深く脱帽してしまいました。
後編は、ちょっぴり贅沢なアイテムをクローズアップし、「おせち料理をもっと楽しむための100円おせち選びのコツ」をご紹介したいと思います。
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<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>